仲野太賀「不思議な感覚」父・中野英雄と“初共演” NHK特別ドラマ「シミュレーション…」同一シーンで

[ 2025年8月9日 05:00 ]

NHKスペシャル「シミュレーション ~昭和16年夏の敗戦~」のドラマ再現パートに出演する仲野太賀
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 俳優の仲野太賀(32)が8日、都内でNHK特別ドラマ「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~」(16、17日後9・00)の取材会に出席し、父の中野英雄(60)と本格的に初共演したことについて語った。

 2人はともに映画「愛にイナズマ」(23年)に出演したが、同じシーンはなかった。仲野は今作でそろって登場する場面があることを知った時の心境を「まじかーって思った」と笑い「ちょっと不思議な感覚になった」と振り返った。その撮影で2人は最初に真っ正面に座る形で配置されたといい「誰かのいたずらかなってちょっと思いながら、非常にうれしかった」と笑顔を見せた。

 これまで共演がなかったことには「あえて避けることはなかったが、せっかく共演するなら、互いが納得できる形がいいと話していた」と言及。「この作品で、それがかなったことはとてもうれしかった」と話した。

 今作は池松壮亮(35)が主演で、1940年に設立された首相直轄の組織「総力戦研究所」に着想を得た物語。シミュレーションで日本敗北の未来を見た若者たちが軍や内閣と対峙(たいじ)する様子を描く。仲野は研究所のメンバー、中野は陸軍少将をそれぞれ演じる。

 仲野は撮影前日に父親と初めて飲みに行ったエピソードも明かした。「酔っぱらって何を話したか覚えてないですが、ただただ楽しかった」と幸せそうに語った。中野もこの時とみられるツーショットを3月に自身のSNSに投稿していた。

 仲野は19年まで「太賀」の名で活動。2世俳優のイメージがつくのを嫌がっていたが、中野が周囲に「息子をよろしく」と伝えていたといい、その溺愛ぶりがうかがえる。「太賀」という名前はNHK大河ドラマに出演するほどの活躍を願って中野が命名。仲野は2026年の大河「豊臣兄弟!」に主演する。関係者は「仲野さんも親孝行ができてうれしそうにしています」と明かした。親子2人の共演場面は見どころの一つになりそうだ。

 ▽総力戦研究所 国家総力戦に関する調査研究と将来の指導者育成を目的に、各省庁や陸海軍、民間から若手エリートたちが秘密裏に集められた組織。模擬内閣をつくり、軍事、外交、経済など、各分野のさまざまなデータや情勢の分析を行い、対米戦をあらゆる角度からシミュレートした。NHK連続テレビ小説「虎に翼」(24年度前期)の劇中にも登場した。

 ≪「豊臣兄弟!」で仲野と兄弟役 池松壮亮今作共演で“絆”≫池松は「豊臣兄弟!」では仲野演じる豊臣秀長の兄秀吉を演じる。「シミュレーション…」の撮影は2~3月に行われ「豊臣兄弟!」は6月にクランクインした。「今作が大河ドラマの前哨戦とは思っていませんが、懸命に願いを込めて1つの作品を作り上げることを(大河の)兄弟役の前にできたことは大きなものが積み上がった」と仲野との絆を深めた様子だった。

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