ラストランプ・marina 笑顔の裏に秘めた家族への誓い──“歌が喜ぶビート”で刻む、新たな夏

[ 2025年7月28日 15:00 ]

【画像・写真2枚目】ラストランプ・marina 笑顔の裏に秘めた家族への誓い──“歌が喜ぶビート”で刻む、新たな夏(撮影・ayaka)
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  4人組ガールズバンド「ラストランプ」のドラマーmarinaが7月16日に新曲「白夏(すさなつ)」をリリースしたことを受けて、スポニチ東京本社でソロインタビューに応じた。ステージで弾ける笑顔が印象的だが、その裏には知られざる葛藤と、音楽への揺るぎない覚悟があった。

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 音楽の原風景は、小学4年生の頃にさかのぼる。母親に連れられて行ったDREAMS COME TRUEのライブ。そこで見た女性ドラマーの姿に、心はわしづかみにされた。

 「髪が長くて、それを振り乱しながら叩いていて。ボーカルの美和ちゃんの衣装替えをドラムソロでつないでいたんです。それが、すごくかっこよくて」

 その憧れが、marinaをドラムへと導いた。だから今もステージに立つとき“魅せる”ことを忘れない。長い髪を振り、満面の笑みでオーディエンスと視線を交わす。音だけでなく、全身で音楽の楽しさを表現するその姿は、まさしくエンターテイナーだ。「お客さんに楽しんでもらいたい」。その一心でスティックを握るパフォーマンスは、観る者の心を躍らせる。

 しかし、その華やかなステージの裏で、思い悩んだ時期があった。地元・愛知を離れて上京し、バンド活動に打ち込んでいた2年目。家族の不幸が立て続けに起こった。

 「このまま家族と離れて東京で音楽をやっていていいのかな…」

 心の揺らぎは、活動の基盤をも揺るがしかねない大きなものだった。だが、彼女をつなぎ止めたのもまた、家族の存在だった。「応援してくれているからこそ、周りが元気なうちに絶対売れなきゃいけない」。その想いが、迷いを決意へと変えた。

 大事にしている言葉は漫画「東京喰種 トーキョーグール」の「この世の不利益はすべて当人の能力不足」という言葉だ。この言葉に出会ってから、どんな困難も人のせいにはしたくない。全ては自分の努力で乗り越えられる。そう考えられるようになった。

 「“ビートが気持ちいい”って言ってもらえることが多いんです」。そう語るmarinaのドラムは、ボーカルが心地よく歌えることに重きを置く。歌を、バンドを輝かせるためのビート。それは、多くの困難を乗り越え、人の支えを知るからこそ叩ける、優しさと強さを兼ね備えた音だ。

 ラストランプが放つ新たな夏歌「白夏」。その楽曲を支えるmarinaのビートは、きっとこれまで以上に多くの人の心を震わせるだろう。

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