「悔しいままで終わらせるのが一番悔しい」 Merry BAD TUNE.柊木あいなが語るTIFの絶景と涙 ステージに懸ける〝負けず嫌い〟の哲学

[ 2025年7月16日 11:45 ]

【画像・写真2枚目】「悔しいままで終わらせるのが一番悔しい」Merry BAD TUNE.柊木あいなが語る、TIFの絶景と涙。ステージに懸ける〝負けず嫌い〟の哲学(撮影・日南りと)
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 6人組アイドルグループ「Merry BAD TUNE.」(メリーバッドチューン、通称:バチュン)の柊木あいなが、7月18日の全国流通盤「futurmin 6mg」リリースを前に東京・越中島のスポニチ東京本社でソロインタビューに応じた。“負けず嫌い”な原点、TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)での悔し涙、そして「悔しいままで終われない」と語る信念。その言葉の一つひとつに、ステージとファンへの覚悟がにじんでいた。(「推し面」取材班)

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 物心ついた頃から、画面の中のアイドルに夢中だった。親が撮ったビデオには、立ち上がってすぐの幼い少女が、モーニング娘。の歌とダンスに釘付けになる姿が残っている。しかし、アイドルへの道は、決して平坦な憧れの延長線上にはなかった。

 学生時代、葛藤から学校に行けなくなった時期がある。光を見失いかけた部屋の中で、唯一没頭したのが、YouTubeで配信されるアイドルのオーディション映像だった。

 「みんなが必死になっている姿に強く胸を打たれました。何かに必死に挑戦する姿はかっこいいなと」。それは、燻っていた心に火を灯す、決定的な出会いだった。自分が挑戦する一歩を踏み出せたように、自分も誰かの背中を押すきっかけになりたい。その思いがステージへと導いた。

 アイドルとしての信念を支えるのは「明日やろうは馬鹿野郎」という言葉だ。小学生の頃の授業で、答えがわかっているのに手を挙げられず、後悔した経験がいくつもある。「『あの時やっておけばよかった』とは思いたくない」。だから今「やって後悔する」道を選ぶ。その決意は、アイドルの世界でこそ試される。

 「努力がそのまま結果に繋がる世界ではないですよね」。静かに語るその表情には、幾度となく悔しさを乗り越えてきた者の強さがにじむ。特に忘れられないのが、昨夏のTIFだ。2年前、ファン投票によってメインステージ争奪戦を勝ち抜いた。ファンと共に見たあの絶景を、昨年は自分たちの力で見せることができなかった。「それがとても悔しかったです」

 だが、悔しさは敗北の証ではない。

 「『ちゃんと悔しいんだ、本気なんだ』と確認できることが、次にもう少し頑張ってみようという理由になります」。悔しさは、自らの本気度を測るバロメーターだ。「悔しいままで終わらせるのが一番悔しいんです。自分に負けて終わりたくない」。ステージに立つ以上、ファンには心から楽しんでほしい。だから、へこたれている暇はない。「もっと頑張るから、もっと一緒に楽しもうね」。その言葉は、ファンへの誓いであり、自分自身を鼓舞する鬨(とき)の声だ。

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