藤井聡太王位 防衛へ「互角をキープ」 5日から王位戦第1局 今年3度目永瀬九段との7番勝負

[ 2025年7月5日 05:00 ]

織田信長の居城だった小牧山城を視察後、第1局へ意気込む藤井聡太王位(右)と永瀬拓矢九段
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 将棋の藤井聡太王位(22)=王将など7冠=が4日、永瀬拓矢九段(32)を挑戦者に迎える第66期王位戦第1局を前に両者で対局会場の愛知県小牧市を散策した。織田信長が築城した小牧山城を見学した後、5日と6日に第1局が指される同市の「合掌レストラン大蔵」で対局場検分後、記者会見した。

 永瀬とは今年3度目の7番勝負。共に4勝1敗だった王将戦、名人戦の経験を踏まえ「序中盤で後れを取らず、互角をキープする重要性を感じた。充実した将棋を指せるように」と意気込んだ。

 小牧山城は従来、織田信長による美濃攻めのための簡易的な前線基地と考えられてきた。ところが近年の発掘調査で当時では類のない規模の石垣を巡らせ、計画的な城下町を整備したと判明。藤井は同じ愛知県出身の戦国武将から「推し」を選ぶなら「革新的なところにひかれます」と信長を挙げたことがあり、「(石垣は)先見性の表れ。戦略的に重要な場所へ城を築いたセンスも卓越していた」と指摘。7番勝負開幕前日の緊張感が和らぐひとときを楽しんだ。(筒崎 嘉一)


 ≪王将戦2次予選 渡辺七段初の1回戦突破≫将棋のALSOK杯第75期王将戦(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)は4日、東京都渋谷区の将棋会館で2次予選1組1回戦が行われ、後手の渡辺和史七段(30)が中村太地八段(37)を126手で下した。5期ぶり2度目の2次予選進出を果たした渡辺は初の1回戦突破。次戦の準決勝では伊藤匠叡王(22)と対戦する。

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