フジ株主総会 CMは戻るのか?危機管理専門家「1歩は進んでいる」が…「完全に戻るか余談を許さない」

[ 2025年6月25日 18:01 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 企業のリスク管理に詳しい桜美林大の西山守准教授が25日、TBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)に生出演し、この日開かれたフジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(HD)の株主総会について見解を示した。

 株主総会では、元タレント中居正広氏を巡る一連の問題に関する質問が、株主から相次いだ。多くの企業が同局へのCM出稿を見合わせ。今年3月期の連結決算は純損益201億円の赤字で、株主総会を経てスポンサー企業が戻ってくるか、試金石とみられていた。会場の有明アリーナには多くの株主が詰めかけ、関心の高さをうかがわせた。

 フジは5月、CM出稿についてスポンサー企業に対する資料を公表。「継続中・再開した」が46社、「再開したい」が17社で、前向きな考えを示したのが63社だった。一方で、「他社の動向次第」が89社、「フジテレビや世論の動向次第」としたのが48社で、静観の立場と取れるのが137社と倍以上だった。

 各企業の判断について問われた西山氏は、「つい最近、スポンサー企業の方、広告会社の方といろいろお話をするんですが、皆さん、CMは戻したいとおっしゃっている」と説明。「ただ、きっかけが見つからないということでした。株主総会が一つのきっかけになるんじゃないかという雰囲気はあった」と、総会前の期待感について述べた。

 フジの今後を左右する大きな意味を持っていた、今回の株主総会。西山氏は「今日落ち着いたところで言うと、1歩は進んでいるなとは思います。これで完全に戻るかというのは余談を許さないですけど、少なくとも前進はしているので、戻すきっかけは見えてきているとは思います」と前向きに評した。

 株主総会では、米投資ファンドのダルトン・インベストメンツが提案した新取締役候補12人は否決され、フジ側が選任した11人全員が承認された。西山氏は「ダルトン側が通ろうが、フジ側が通ろうが、刷新されているということに変わりはないので、一新されたという既成事実が得られた」と解説した。

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