MBS大吉アナ 退社してフリー転身 「ミント!」MCの看板アナ

[ 2025年6月24日 05:00 ]

MBSテレビ・大吉洋平アナ
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 大阪・MBSの大吉洋平アナウンサー(39)が今月いっぱいで同局での出演を終了し、8月に退社することが23日、分かった。

 中継リポーターで出演する情報番組「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)も降板。8月23日の40歳誕生日を前に決断し、今後は東京、大阪だけでなく全国へ活動範囲を広げ、テレビを中心にネット番組、イベントでのフリーアナウンサーを目指す。

 よんチャンTVの前身「ミント!」ではMCを務めた看板アナ。周囲には「2割ワクワク、8割恐怖。でも将来、あのとき挑戦していなかったらと思うのも恐怖。感謝しかないMBSでの17年間、培ったスキルでどれだけできるのかチャレンジしたくなった」と語っているという。

 学生時代、米国やオーストラリア留学で磨いた英語が強み。大阪・関西万博開幕前の企画で南米を巡り、最終のジャマイカまでで計53カ国を訪れた。ミント時代、ゲスト出演した元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏との丁々発止のやりとりでも話題だった。

 一昨年のG7広島サミットではウクライナのゼレンスキー大統領の記者会見で英語で質問した。質問は想定外の形で実現。置かれたマイクの元へ希望者が走っていく方式だった。

 5000人もの記者が集まった、文字通り最高峰の舞台。幸運にも会見会場へ入れたのは90人、カメラ10台のみ。「原爆資料館で印象に残った展示は? ウクライナに帰って仲間と共有したいことは?」。ゼレンスキー氏は「原爆に遭う前の小さい子供たちの写真を見ると涙が出ます。実はウクライナでも毎日のように、同じような光景を目にしています。プーチン大統領は、ウクライナに(原爆の熱線で焼かれた人の影が残る)“人影の石”だけを残したかったかもしれない」と応じた。それまでの立て板に水の口ぶりではなく、言葉を選ぶ様子が印象的だったという。

 一昨年のWBCも準決勝、決勝を現地で取材した。米国戦での村上宗隆の同点本塁打の際は「(米国ファンが)あまりに落胆したのか、“オーマイガー”と叫ぶ誰かのホットドックが落ちてきました」。Tシャツがマスタードで黄色く染まったと振り返った。

 冬季五輪では2010年バンクーバー大会で、フィギュアスケート男子で3大会連続メダルの「皇帝」プルシェンコと街中で遭遇。持ち前の突撃精神でインタビューした。同局のレジェンドアナウンサー・角淳一氏からは「アイツを(現地へ)行かせてたら何かがある」と称賛されたように「持ってる」エピソードに事欠かなかった。一昨年から始めた単独トークライブ「茶屋町ヒルズ大吉白書」も人気だった。

 スポニチでは17年10月から22年9月まで温泉ソムリエの資格を生かしてコラム「温泉書き流し」を執筆した。別取材で通りがかった静岡県東伊豆町では、国道沿いの看板「ゆ」を目にして「私の秘湯アンテナが反応しました」。地元の太公望が集う岩風呂をリポートした。

 ◇大吉 洋平(おおよし・ようへい)1985年(昭60)8月23日生まれ、兵庫県出身の39歳。甲南大卒。08年にMBS入社。19年4月から情報番組「ミント!」MC。現在「よんチャンTV」中継リポーター。温泉ソムリエの資格を持つ。

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