堤真一 「やるべきだった」戦争実話を基にした主演作 2人の子供に「見せたい」

[ 2025年6月23日 18:43 ]

上映会に登壇した堤真一(撮影・小渕 日向子)
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 俳優の堤真一(60)が23日に都内で行われた、山田裕貴とダブル主演映画「木の上の軍隊」(監督平一紘、7月25日全国公開)の東京完成披露上映会に出席。しんみりとした会場を盛り上げる場面があった。

 1945年の沖縄・伊江島が舞台の同作。2人の日本兵がガジュマルの木の上に身を隠し、2年間、恐怖と飢えに耐え忍いだ実話を基にしているが、台本を手にする前は「具体的な戦争、伊江島の存在すら知らなかった」という堤。演じるにあたり、当時の島の状況や歴史を振り返ることで「アリ1匹生き残れないんじゃないかという、ひどい写真も残っている。何も知らないことが申し訳なかった」と反省も「今でもやって良かったと思っているし、やるべきだったと思っている」と胸を張った。

 東京に先駆け、沖縄では13日より上演。沖縄では「ニコニコニコニコして楽しそう」な観客が多かったのだが、戦争を題材にしていることから、この日の上映後の会場はしんみりとした雰囲気。堤が「もう空気が…なんか今、裁判に晒されてるような気分…」とおどけ、会場を和やかな雰囲気に包み込んだ。

 実際に伊江島、沖縄で行われた撮影では、当初苦戦していた木登りも、慣れてくると木の上からの景色を楽しむ余裕もあったようだ。「60歳で木に登って見る景色は、素晴らしい」と振り返った。

 全世代に届けたい魅力満載の同作。戦争が風化しないためにも、特に「子供達に見ていただきたい」と強く願う。普段、2人の小学生の子供に自身の作品を見せることは少ないが「これは、見せようと思っています」と断言した。

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