フジテレビ・清水社長が被害女性に対面謝罪 経済的・精神的損害への補償にも合意 女性「一つの区切り」

[ 2025年6月20日 04:10 ]

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 フジテレビの第三者委員会による元タレント中居正広氏(52)の「性暴力」認定を巡り、フジは19日、清水賢治社長が被害に遭った元同局アナウンサーの女性に同日対面謝罪したと発表した。

 今回の件が第三者委が報告書で指摘した「業務の延長線上」で発生し、被害を申告した女性の人権救済への対応が適切でなかったこと、同局の対外発信で女性に二次被害と言える精神的苦痛を与えたことなどを認めた。その上で、女性を誹謗(ひぼう)中傷から守る措置を講ずる、局側の対応で女性が被った経済的・精神的損害を補償することなどで合意書を締結したと公表。具体的な金額や補償内容は明かしていない。

 これを受け、女性がコメントを発表。「被害は一生消えませんが、本日、会社からの謝罪を受け、合意をしたことを一つの区切りとして、新たな気持ちで生きていこうと思います」とした。SNSでの中傷については「心がずたずたになるようなつらい思いをし、時には生命の危険を感じることもありました」と心情をつづった。

 フジの謝罪と合意発表について嵩原安三郎弁護士は、25日のフジ・メディア・ホールディングスの株主総会をにらんだものと指摘した。「問題に対応していることを内外に示すのが目的。ただ、当然の行為」だとした。一方、経済的補償について元大阪地検検事の亀井正貴弁護士は「すでに中居氏が女性に支払っているので、本来なら、フジが補償する必要はない。ただ、誠意を示す意味も込め、1年間の休業補償程度の金額、1000万円前後を提示したのではないか」との見解を示した。また「ネット上の誹謗中傷への開示請求や提訴は費用がかかる。フジが対処するのであれば、女性にとっては最も大きな合意内容かもしれない」と話した。

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