「結婚の報告」 インディーズ映画の聖地で「2日間、16時間で撮った作品」が連日満員 外国での上映決定

[ 2025年6月12日 11:00 ]

連日の大入りで“侍タイムスリッパー”現象をほうふつさせる「結婚の報告」(左から)今村美乃、高橋里央、市原朋彦、岡本智礼
Photo By スポニチ

 「インディーズ映画の聖地」と呼ばれる東京・豊島区の「池袋シネマ・ロサ」で公開中の「結婚の報告」(監督阪本武仁)が連日満員の観客を集めている。関係者は「この劇場から飛躍を遂げた『カメラを止めるな!』や『侍タイムスリッパー』に続く大化け作品に!」と期待を寄せている。

 2018年から「インディーズ・フィルム・ショウ」と題したレイトショーを実施しているシネマ・ロサ。年間30本から40本の作品を1~2週間交替で上映し、一つのムーブメントを起こしている。そんな中から出現したのが“カメ止め”や“侍タイ”で、共にロングランを経て社会現象を作った。5月31日に封切られた「結婚の報告」も口コミなどで盛り上がりを見せ、当初予定の2週間興行から早々と延期が決まった。

 関西を拠点に活動する中野劇団が15年11月の初演以来、再演を重ねている人気演目がベース。映画化に当たって劇団主宰の中野守が脚本を手掛け、「レンタル×ファミリー」(23年公開)などで知られる阪本監督が68分にまとめた。

 親友の母親と結婚することになり、その親友に報告しようとする男。他方では別れた妻に再婚することを告げた挙げ句、披露宴でスピーチをして欲しいと依頼する元亭主。4人の登場人物の会話劇で展開するシチュエーションコメディーが最高に面白い。

 6月11日午後10時から行われた舞台あいさつには阪本監督とメーンキャストの高橋里央(31)、岡本智礼(34)、市原朋彦(40)、今村美乃(38)らが登壇。親友の母親との結婚を決めた中崎敦也を演じた高橋は「お互いを支えながら、みんなで作りあげた感がします」とアピール。ヒロインを演じた今村は「2日間、16時間で撮った作品です」と明かすと、客席からは感嘆の声も漏れた。

 劇場の入口前でチラシ配布なども行っている高橋は「“口コミで来たよ”と言うお客さまもいて、元気をもらってます」と笑顔。そして阪本監督からは「フィンランドでの上映も決まりました」という、結婚ならぬ“うれしい報告”も飛び出した。前作「レンタル×ファミリー」が同国で公開されて好評だったことから再びの快挙で、国内外問わずの快進撃が続く。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

芸能の2025年6月12日のニュース