知花くらら 出産、育児の中の学び直しで注目 二級建築士合格 パートナーに伝えたいこととは…

[ 2025年6月12日 07:30 ]

学び直しについて語る知花くらら
Photo By 提供写真

 モデルの知花くらら(43)は出産、育児の中で難関の二級建築士に合格。2児を育てながらの学び直しで注目されている。2007年から約15年間、国連の世界食糧計画(WFP)オフィシャルサポーター や日本親善大使として20カ国以上を訪問。そんな経験を積んだ知花が考える女性が働きやすい環境とは――。

 
 知花は2019年春に京都芸術大通信教育部建築デザインコースに編入学。この時は長女を妊娠中。身重での挑戦に驚きと応援の声が多数上がっていた。同年10月に長女を出産。その後、21年春に大学を卒業し、同年7月に次女を出産している。そして22年に二級建築士に見事合格した。

学び直しを始めたのは37歳。一歩踏み出した理由について「祖父から沖縄・慶留間諸島の生家を譲り受けたことがきっかけでした。学びたい欲が高まっていたこともあり、入学を決めました」と説明。「自分で建築案を考えたいと思ったのは、『島の景色となる建 築物にしたい』という思いと、『島の景色の中に、何を残すことができるのか』という考えがあったからです。土地の歴史も学ばなくてはと、役所に電話をして古い文献を貸していただいたり、学校の図面を見せてもらったりもしました。その行程をまとめた再建プロジェクト案が、2年間の学びの集大成として提出した卒業制作になりました」と振り返った。

 二級建築士に合格し、やりたいことの実現に近付いた。「ビッグピクチャーはできたので、これからは実現のために賛同してくれるチーム作りをする ことが必要です。地元に受け継がれた意匠を残すための職人、材料などそれぞれに筋を通していく。身についた知識を元に、これは残す。採用しないという取捨選択をすることができることも、学んで良かったと思う部分です」

  国連の世界食糧計画(WFP)オフィシャルサポーター や日本親善大使としての経験が出産、育児という自身の時間が取りにくい時期を支えた。「いろいろな文化に接する中で、ジェンダーの捉え方の違いを感じました。特に印象に残っている のは、タンザニアのマサイ族のカルチャーです。一夫多妻制のマサイの文化の中で女性は、勉強 をしたいと思っていても、進学することが叶わない。マサイの文化が劣っているということではなく て、女性が生きていくための考え方の違いに驚き、このことは私自身のターニングポイントにもなりました。そういう女性達を知ることで、『選択をしたい』と望む女性、『学びたい』と自由を求める 女性を支援したいと思うようになりました。学べることはとても豊かなことだとも気づかされました」

 女性が働きやすい環境作りが求められていく。そんな中、 DEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)の推進と課題解決に取り組んでいることで知られる三菱UFJ信託銀行は2023年度に初めて女性の勤続年数が、男性を上回った。各制度に加えて「家事代行サービス費用補助制度」などもある。知花はこの体制を「うらやましいと思います。私の仕事は個人事業主のような部分もありますので、壁にぶつかることがあっても、職場に相談するということは考えにくいです。それが、職場に相談窓口があっ て、困った時に具体的な相談に乗ってもらうことができるなんて、素晴らしいことですよね」と語った。

 パートナーの意識を変えることも大切。伝えたいことについては「一緒に育児を楽しもう!です。『育児に参加する』『手伝う』じゃないんですよね。2人の子供 だから、一緒に!と言いたいです」 と実感を込めた。

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