青山和弘氏 自民党がもくろむ参院選の争点 消費税からコメへ「しめしめ、こっちに話題が移って…」

[ 2025年6月9日 17:27 ]

東京・有楽町のニッポン放送
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 元日本テレビ記者でジャーナリストの青山和弘氏が9日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)にリモートで生出演し、今夏の参院選で自民党がもくろむ争点について語った。

 参院選を前に、野党各党がそれぞれの形で消費減税や軽減税率などを公約に掲げる中、自民党の森山裕幹事長は7日、党会合で「財源の裏付けなしに簡単に(消費)税率を下げたり、ゼロにするなど、あり得ない話」と指摘。野党に苦言を呈した。

 青山氏によると、「公明党も追随する形で消費税を下げるということを公約に盛り込まないとなりました」といい、連立与党は消費税率を巡るバトルには参戦しない方針。「野党各党がいろんな形で消費税減税を盛り込んでいる。これははっきりした対立軸になるという意味では、(参院選の)争点になるのは間違いないと思います」と述べた。

 消費減税の選択肢を切った自民の意図について、青山氏は「石破さんは消費減税、いいかなあと実は思っていたんだけれども、逆を張った方が、野党全員が減税すると言っている中で、自分は減税しないと(言った方がいい)。“減税するというのは無責任なんだ”と。“将来世代にツケを回すんだ”と持って行った方が、一定程度の支持を得られると踏んだ」と解説。「年金、医療とかいろいろお金がかかってくる中で、無責任だという人が国民にもいるという見立てによるもの」と続けた。

 野党第1党の立憲民主党が消費減税を公約に盛り込む方針を固めたことが大きいという。「野田さん、立憲民主党が(減税と)言った後から、石破さんが踏み切っても、しょぼいとか変節したとか、どうせ批判されるだろうと。減税しても批判されるんだったら、減税しないという方で我慢した方がいいんじゃないかという思惑もあった」と指摘した。

 有権者の目を引きつけるともくろんでいるのが、コメ価格を巡る問題だという。「物価高の中で象徴的なのはコメですよね。2倍以上になっているわけですから」と青山氏。「このコメの値段を下げるというのに集中した方がいいんじゃないかということで、小泉コメ改革が注目を集めているところで、しめしめ、こっちに話題が移っているぞというのが現状ですね」とした。

 この1年での価格高騰に始まり、備蓄米放出など連日、大きな話題になっている。青山氏は「消費税の話が少し薄れて、コメの値段が下がる、下がらないということに焦点が当たれば当たるほど、自民党にとってはプラス」と分析。「あと石破さんはガソリン代も少し下げるということなので、ガソリンとお米が一定程度、下がれば、消費税の問題が大きな争点になりにくくなるんじゃないかと、そろばんをはじいているところです」と、選挙戦を見通した。

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