朝ドラ「風、薫る」 2人目主演は上坂樹里 “新人女優の登竜門”復活か オファー増加の中で大抜てき

[ 2025年6月3日 13:17 ]

<連続テレビ小説「風、薫る」主演会見>会見する上坂樹里 (撮影・白鳥 佳樹) 
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 NHKは3日、2026年度前期の連続テレビ小説「風、薫る」の主演会見を東京・渋谷の同局で行った。今作は2008年後期「だんだん」以来17年ぶりのダブルヒロイン。女優の上坂樹里(こうさか・じゅり、19)が、女優の見上愛(24)と共にダブル主演を務めることが発表された。上坂は朝ドラ初出演で地上波連ドラ主演も初めて。2410人のオーディションで大抜てきされた。

 物語の舞台は、文明開化が急速に進む明治時代。まだ女性の職業が確立されていない時代に、看護の世界に飛び込んだ2人の女性を描いたバディドラマ。実在した大関和(おおぜき・ちか)さんと鈴木雅(すずき・まさ)さんをモチーフにする。脚本は、TBS系「あなたのことはそれほど」(17年)「初めて恋をした日に読む話」(19年)などを手掛けた吉澤智子氏が務める。制作統括は大河ドラマ「光る君へ」の制作統括を務めた松園武大氏。

 かつて“新人女優の登竜門”と呼ばれた朝ドラ。演技経験の浅い若手女優をヒロインに起用することも少なくなかった。松嶋菜々子、国仲涼子、石原さとみ、能年玲奈(のん)ら多くの女優たちが朝ドラヒロインをきっかけにブレイクした。

 しかし、ここ最近は人気も実力も折り紙付きの売れっ子をオーディションではなくキャスティングで起用することが多くなっていた。東京制作(前期)の朝ドラでは、広瀬すず主演の2019年「なつぞら」以降、6作連続でキャスティング起用。(20年「エール」窪田正孝、21年「おかえりモネ」清原果耶、22年「ちむどんどん」黒島結菜、23年「らんまん」神木隆之介、24年「虎に翼」伊藤沙莉)。現在放送中の「あんぱん」は東京制作としては永野芽郁主演の18年「半分、青い。」以来7年ぶりのオーディション起用だが、主演の今田美桜は朝ドラ以前からドラマに映画に引っ張りだこだ。

 お茶の間での知名度が高くない女優をヒロインに抜てきするのは、近年の東京制作の朝ドラでは異例。大抜てきといえる。松園CPは上坂の起用理由について、「上坂さんは随所にとんでもない光を放つ方でした。凛とした佇まいとその奥底にあるたくましさ。それがどんな苦境にあっても生き抜くことを諦めない大家直美という人物像に重なって見えました」と語った。

 共にダブルヒロインを務める見上は昨年の大河ドラマ「光る君へ」に藤原彰子役で出演。控えめな少女が国母へと成長していく姿を高い演技力と独特の存在感で演じ、脚光を浴びた。演技力に定評のある見上とフレッシュな魅力の上坂の相乗効果が期待される。

 オーディションで発掘された“ニューヒロイン”誕生に期待だ。


【朝ドラ 近年のタイトルと主演】 26年後期「ブラッサム」石橋静河/26年前期「風、薫る」見上愛/25年後期「ばけばけ」髙石あかり/25年前期「あんぱん」今田美桜/24年後期「おむすび」橋本環奈/24年前期「虎に翼」伊藤沙莉/23年後期「ブギウギ」趣里/23年前期「らんまん」神木隆之介/22年後期「舞いあがれ!」福原遥/22年前期「ちむどんどん」黒島結菜/21年後期「カムカムエヴリバディ」上白石萌音・深津絵里・川栄李奈/21年前期「おかえりモネ」清原果耶

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