元フジ日枝久氏 社員説明会当日に社長を叱責「テレビを入れないのは…」 自身は一度も登壇せず

[ 2025年4月1日 17:45 ]

日枝久氏
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 元タレント中居正広氏(52)の女性トラブルで対応が批判されたフジテレビの問題で、1月に開いた社員説明会当日の日枝久前取締役相談役の様子が、3月31日に発表された第三者委員会の調査報告書で明らかになった。

 フジサンケイグループで長く絶大な権力を誇ってきた日枝氏は、先月27日付で同社相談役、フジサンケイグループ代表を辞任した。

 昨年末の週刊誌報道で表面化した問題。同局は1月に港浩一社長(当時)が制限された形で会見に応じたが、その対応が批判され、後日再びオープンな形で会見を開催した。多くの企業がCM出稿を見合わせ、不安を感じた社員らに説明会を開いた。

 調査報告書では、1月23日の説明会の様子も明らかになった。「日枝氏も、社員説明会の様子は別室で見ていたとのことであり、テレビの記者会見なのにテレビを入れないのはダメだと港社長に怒ったとのことである」というもの。メディアでありながら取材を制限した判断を批判したというが、今回の問題で自身は会見には一度も登壇することはなく職を辞した。

 また「港社長に対して、記者会見後に『ごくろうさん』とは言ったが、『よくやった』とは言っていないとのことであった」とも記された。

 日枝氏については、3月31日に開かれた第三者委の会見で委員長の竹内朗弁護士が「トップ人事を決めていたのは日枝氏であったと確認しています」と断言。「非常に長きにわたり経営の中枢にいた方ですので、現在まで当社の経営に強い影響力を及ぼしており、当社の組織風土に与えた影響も大きかったと考えています」と述べた。

 日枝氏は1980年にフジの編成局長に就任した。「楽しくなければテレビじゃない」のスローガンを掲げ、82年に視聴率3冠を達成。黄金時代を築き上げ、88年に社長に就任した。一方で、問題を受けては企業風土の礎を築いたとの指摘もあった。今年2月の取締役会後の取材では、腰椎圧迫骨折で入院中であることが明かされていた。

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