ふかわりょう50歳、デビュー30周年 R―1初出場、全て新ネタで準決勝進出…自分のお笑いと向き合えた

[ 2025年3月24日 05:00 ]

インタビューに応じたふかわりょう
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 お笑いタレントのふかわりょう(50)が、今年初参戦したひとり芸日本一決定戦「R―1グランプリ」を機に、自分のお笑いとイチから向き合っている。昨年50歳となり、芸歴30周年に突入したことで参加を決意。準決勝で敗れたが、全て新ネタで挑む姿は反響を呼んだ。近年はコメンテーターとしての活躍が目立つが、元々は“あるあるネタ”で言葉を巧みに操る奇才。「言葉で表現することへの熱量はデビュー当時よりも増しています」。スポニチ本紙のインタビューに、お笑いに向き合う楽しさを語った。

 昨年8月19日、50歳の誕生日にR―1参戦をSNSで突然宣言した。「割と早くにテレビの世界に入れて、お笑いライブからちょっと早く離れた後ろめたさみたいなのがあった」ことが腰を上げた理由だった。「あるあるのイメージを持ってる人の期待に応えつつも裏切れたら」と新ネタを次々にこしらえた。

 昨年11月の1回戦から今年2月の準決勝まで5回ステージに立ち、趣向が違うネタ4種類を披露した。エアロビの音楽に乗せ、白いヘアバンド姿で毒を吐く若い頃からのネタ「小心者克服講座」は2回戦で消費。本格的な戦いとなる3回戦以降を新ネタで勝負することにこだわった。弁当のおかずに敷かれたパスタの悲哀を語るネタ、不審者が園児に毒の交じった言葉を聞かせるネタなどで観客を沸かせた。決勝用に別のネタも温存していた。

 多くの参加者が1、2本のネタで勝ち上がる中では異色のスタイル。お笑い界に詳しい放送作家も「賞レースでここまでネタを変えるのは和牛さんくらいで、あまり見たことがない」と舌を巻く。

 ネタを変えた理由は「何となく自己満足のようなものでした」とシンプル。初の50代ファイナリストとはならなかったが、「1回戦から濃度が高まっていく感じがクセになりそう。収穫しかありません。何より自分のお笑いと向き合えた」。すでに来年の大会の参加も明言し「次は決勝に残りたい」と気持ちをみなぎらせている。

 足が遠のいていたお笑いライブにも参加するようになった。「お客さんの前で表現することが大事な歯車になっている。歯車の動きが周りに凄く作用しているなという実感はある」。音楽活動でも、4月9日に女優のん(31)らとコラボした配信シングル「no worries」をリリースする。「50歳の年は結構、汗をかいたなという一年にしたい」。50歳ふかわは精力的に動いていく。(前田 拓磨)

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