辛坊治郎氏 年収103万円の壁引き上げで実質的な減税額を解説「具体的にどうなるか。多くの世帯で…」

[ 2025年3月4日 18:08 ]

辛坊治郎氏
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 キャスター辛坊治郎氏(68)が4日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に生出演し、年収103万円の壁引き上げをめぐる見直し案について解説した。

 所得税の課税が発生するボーダーラインを103万円から引き上げることを掲げた協議で、178万円への引き上げを訴えていた国民民主党は自民、公明両党による修正案に合意せず、この日の衆院財務金融委員会では両党に加え、日本維新の会を加えた賛成多数で可決した。

 このニュースについて、辛坊氏は「解説が必要なんだけど面倒くさい」と本音を口にした。可決案は複雑な条件が絡むもので、「所得によって状況が違うので、一律って話ではないので、人によっては分かりにくい」というのが、その理由だ。

 可決した見直し案は、壁自体を123万円に引き上げた上で、年収200万~850万円までの年収の人に基礎控除を4段階で上乗せする増やすという複雑なもの。辛坊氏は「160万円って言葉が先行していますけど、160万円まで所得税がかからない人がいます。それは誰かと言うと、年収200万円までの人です」と、謎かけのような言い回しで説明した。

 所得税の課税ラインがここ30年、まったく変化していないことから巻き起こった、年収103万円の壁問題。その間、日本の物価は劇的に上昇しており、辛坊氏も「30年前と今を比べて物価、どうですか?もの凄い上がってますよね。尋常な上がり方じゃない。下手したらマンションとかブランドものなんか、ケタ一つ上がっている。ポテチだって、この30年でいくら上がってるんだよっていうレベルで上がっている」と問題視した。

 引き上げ額の計算に自民が持ち出したのが、物価上昇率のデータだったが、辛坊氏はこのデータに、普段の生活にはほぼ無関係なものが含まれていると指摘。「実際の生活実感と関係ないところで数字ができているので、その物価指数の中で日常的に買うものがどれくらい変化しているかというと、当時の103万円は123万円に相当するということから、課税最低限にしましょうと(なった)」と、いきさつを説明した。

 結局のところ、減税額については「個別に説明することはできますけど、まとめるには向かない案件」という。「結論からいうと、与野党せめぎ合いの中で、30年間変わらなかった課税最低限は原則123万まで引き上げられ、850万までの人はプラスアルファ上乗せがある」。その上で、「具体的にどうなるか。多くの世帯で2~3万円くらい、多くの世帯で減税になりそうです」と説明。国民民主の描いた理想とはほど遠い、微々たる額になる見通しだ。

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