ヒロミ 高校サッカー“世紀の誤審”から22年の再試合に感慨「この何十年ずっと引きずってて…」

[ 2025年3月2日 22:27 ]

ヒロミ
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 お笑いタレントのヒロミ(60)が、日本テレビ系「行列のできる相談所」(日曜後9・00)に出演し、高校サッカー史に残る“世紀の誤審”とその後日談について思いを語った。

 02年11月、全国高校サッカー選手権の岡山大会決勝で、作陽と水島工が対戦。1―1で迎えたVゴール方式の延長戦に突入した。延長では、作陽MFで、後の日本代表として活躍する青山敏弘氏がロングシュートを決めたかに見えたが、主審はノーゴールと判定。VTRで見ると、シュートは左ポストを直撃した後、ゴール右奥のポールに当たってはね返った。ゴールラインを割っており、正しい判定ならゴールは認められるはずだった。試合はそのままPK戦に突入。本来、負けていたはずの水島工が勝って全国選手権に進んだ。

 GKを務めていた男性が、はね返ってきたボールに夢中で飛びつき、プレーを続行したことも批判を浴びた。この判定をめぐって、水島工に抗議電話が殺到。選手たちは出場辞退も考えたが、3年生11人の多数決で決めることになった。当日、風邪で休んでいたGKを除く10人の判断は5対5で、電話で意思を確認されたGKは出場を選択。全国大会でプレーすることを選んだ。しかし、その是非をめぐってチームの関係はギクシャク。試合も初戦で敗れた。

 ヒロミは今から8年前、当事者のGKだった男性と会い、思いを尋ねていた。男性は「いろんなことも言われたし、書かれた。高校生ながらに響く部分が(あった)」と、当時の苦悩を振り返っていた。シュートをめぐる一連の動きについては「シュートが速すぎて、振り返る余裕もなかった。倒れたらそこにボールがあったので、それに飛びつくという。入っているというイメージがまったくなかった」と素直に明かしていた。

 “世紀の誤審”騒動から22年。昨年12月に両チームの当時の選手、主審も集まって再試合を行った。試合は1―0で作陽が勝利。3週間前に現役引退試合を行っていた青山氏は「現役、これで終わったなってあらためて思った。この試合までが僕の現役でしたね」と語り、GKの男性と抱き合った。

 多くの人たちが苦しみ続けた22年が、この再試合でようやく一つの決着を見た。ヒロミは「チームの人たち、審判の方もこの何十年ずっと引きずってて。この試合ができたというのが、僕もちょっと関わって、こういうのを見られてよかったです」と、感慨深げに振り返っていた。

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