ベストセラー作家で精神科医・和田秀樹氏 高齢者が元気に過ごす方法語る 5、6月に5都市で講演

[ 2025年2月15日 07:15 ]

精神科医で作家の和田秀樹氏
Photo By 提供写真

 精神科医で作家の和田秀樹氏(64)が5月と6月に東京・有楽町のヒューリックホールを皮切りに関東5都市で講演を行う。ラクして寿命を伸ばすヒントを記し著書「80歳の壁」(幻冬舎)がベストセラーとなった和田氏が「80歳の壁~死ぬまで元気に生きる方法~」と題し、どんなことを語るのか聞いてみた。

 和田氏は講演の目的を「高齢者が元気に過ごすための方法を伝え、社会参画を促進したい」と語る。

 「現在政府が取り組む少子化対策は効果が出るまで待たなければならないし、昨今の円安で外国人労働者も当てにならない。だから日本の危機を今救う方法は1つしかないと僕は思っています。高齢者に今より元気になってもらって、働いてもらったり、お金を使ってもらうことです」と話す。

 高齢者が健康を維持する方法は「栄養を取ること、免疫力を上げること」とする。「重要なのはタンパク質。筋肉や肌の材料になるし、セロトニンという神経伝達物質の材料にもなる。これが減ってくるとうつ病になりやすくなる。コレステロールも足りていないと、免疫細胞とホルモンの材料だから、免疫力も意欲も落ちて老け込むことの原因になってしまう。免疫力を高めるには栄養摂取に加え、ストレスを減らし、笑いや楽しみを持つことが重要。我慢や過度な制限は免疫力を下げてしまう。高齢者の自立を促して、活動的に過ごせるようにサポートするべきだ」と指摘した。

 「老人が醤油をかけて何かを食べようとしたり、ケーキをうれしそうに食べようとするのを過度に止めることは楽しみを奪ってしまう」と高齢者と接する人へ伝えたいことも。今回の講演には、高齢者自身とともに高齢者の親を持つ40~60代の参加も呼び掛ける。「親の面倒を見るのは子世代。その世代の方に来てもらいたいですし、介護職の方にも来てほしい。高齢者をいかに元気にできるかみたいな話をしたいと思っています」

 「一方的なものではなく、質疑応答なども交えてやっていきたい」。人生100年時代を笑顔で生きるコツを伝える講演は楽しいものになりそうだ。

講演は5月23日にヒューリックホール東京(東京・有楽町)、同24日に栃木県総合文化センター・メインホール(栃木県宇都宮市)、同31日に君津市民文化ホール大ホール(千葉県君津市)、6月4日に関内ホール大ホール(神奈川県横浜市)、同7日に駿優教育会館音楽ホール(茨城県水戸市)の5都市で行う。

続きを表示

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

芸能の2025年2月15日のニュース