竹野内豊 “奇跡の不沈艦”の艦長 映画「雪風 YUKIKAZE」 2025年は戦後80年の節目

[ 2024年12月10日 07:00 ]

「雪風 YUKIKAZE」で主演する竹野内豊(c)2025 Yukikaze Partners.
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 俳優の竹野内豊(53)が旧日本海軍の駆逐艦「雪風」の艦長役で主演する映画「雪風 YUKIKAZE」(監督山田敏久)が、戦後80年の来年8月に公開される。

 史実を基に描くフィクションで「戦争を経験していない自分が史実に基づく人物を演じることは、さまざまな不安もありましたが、気を引き締めて役に挑みました」と覚悟を持って撮影に臨んだ。

 「大和」や「武蔵」といった戦艦に比べ、小型で軽量の駆逐艦。太平洋戦争中はその機動性ゆえに、戦闘や艦隊護衛、兵員や物資の輸送、沈没艦船の乗員救助などに駆り出され「海の何でも屋」として活躍。中でも「雪風」は主力となった「甲型駆逐艦」38隻のうち、沈むことなく、ほぼ無傷で終戦を迎えた唯一の艦。激しい海戦でも必ず生き残って帰投したことから「奇跡の不沈艦」と呼ばれている。戦後も、復員艦として約1万3000人を帰国させた。

 竹野内が太平洋戦争を描く作品で主演するのは、2011年「太平洋の奇跡─フォックスと呼ばれた男─」に続き2度目。同作ではサイパンで多くの民間人を守り抜き、実際に「フォックス」の名で米軍に恐れられた大場栄大尉を好演。サイパンを慰霊訪問した際は「戦争の歴史を伝えていく気持ちを忘れてはいけない」と使命感を口にしていた。

 今作に対しても「この映画が一人一人、少しでも多くの皆さま方の心に届き、考えるきっかけになれば幸いです」と、平和の一助となることを願っている。 (塩野 遥寿)

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