小田凱人 テニスコートは「自分らしさを表現する場」パリで感じた自身の可能性

[ 2024年12月7日 17:02 ]

トークイベントを行った小田凱人(撮影・小渕 日向子)
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 パリ・パラリンピック覇者で世界ランキング1位の小田凱人(18=東海理化)が7日、都内で行われた「SDCホールディングス主催小田凱人特別トークイベント」に出席。イベント終了後、テニスとの出合いを振り返りながら、テニスへの思いを語った。

 9歳の時に骨肉腫を発症。治療中、病院の先生からの「パラスポーツあるよ」という言葉が車椅子テニスとの出合いのきっかけだった。

 「最初は国枝さん…、錦織さんの名前も知っていた。“テニスと言ったら”というか、古き良きスポーツ。紳士なお高いスポーツだと思っていたから、ちょっと始めるのに気を使うじゃないけど…」とサッカー少年だった小田にとって、プレースタイルが異なる競技への挑戦は大きな決断だった。

 「めっちゃ追い込むのは前提」毎日練習を重ねては、常にテニスのことで頭の中はいっぱい。「“これ、テニスっぽいな”とか、常にアンテナを張った生活。テニスに没頭する。何が必要かというよりは、テニスに全て、寝るとき意外イメージしまくる」ことで実力を磨いてきた。

 今夏開催されたパリ・パラリンピックでは、男子シングルスで金メダル、ダブルスで銀メダルを獲得。「4年に1回だと出られる回数は、ほんの数回。それを逃さない勝負強さはつけたい。そういうのは持ってるんじゃないかなと今回パリで感じた」と連覇へ自分への可能性も感じているようだ。

 「自分らしさを表現する場がテニスコート」。小田のこだわりはプレー技術だけにとどまらない。「自分のスタイル“小田凱人”でやっていきたい。こういうのを出したいというのはないけど、人と違った姿。新しいプレースタイルで自分がやり始めたことが、僕にとっては自分らしさ。“サーブ200キロ目指してやりたい”とか、自分が思ったこと全てをコートの上で表現したい」という。

 “自分らしさ”を体現するため、テニスを楽しむ気持ちも忘れない。「30歳ぐらいになったらもっと真剣にテニスやればいいと思うけど、今やっても勝てないと思うから、今はこの熱量でいくのが一番の手段だと思う。やり切るところまで熱量上げてやっていくことが大事。そのスタイルでやっていきたい」と語り、「引退までにスタイルが変わる時が来ると思う。テニスの攻撃力も収まって、頭いい感じのテニスに…それもそれでありかな」と笑った。

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