安田顕 25年大河ドラマ「べらぼう」で平賀源内役「心して、演じさせていただきます」

[ 2024年9月19日 12:00 ]

次期大河ドラマ「べらぼう」でのワンシーン。平賀源内(左、安田顕)と蔦屋重三郎(横浜流星)=(C)NHK
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 NHKは19日、俳優の横浜流星(27)が主演する2025年大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」に、俳優・安田顕(50)が平賀源内役で出演すると発表した。安田が大河に出演するのは2006年「功名が辻」以来2作品目。

 安田が演じる平賀源内は、本草家、戯作者、鉱山開発者、発明家としての顔を持ち、先進的なアイデアを次々と思い浮かべてはその実現のため日本各地を巡り、成功と失敗を繰り返し、ときに山師とも呼ばれた人物。

 源内の発想に田沼意次(渡辺謙)もほれ込んで特命を託すほど目にかけ、また、蔦重(横浜)も、地元・吉原に再び客を呼び寄せようと仕事の依頼をしようと接触を試む…という役どころ。

 今回の出演に際して、安田のコメント全文は以下の通り。

「脚本の森下佳子さんから、お声がけいただいたと伺っています。そんな嬉しく冥利に尽きることはありません。
心して、演じさせていただきます。横浜流星さんと初めてご一緒しました。真面目、実直でいながら、やんちゃな匂いもする魅力あふれる方。そんな印象を抱いています。
あと、渡辺謙さんとご一緒できるのは、やはり光栄至極です。理由は、言わずもがな!

(平賀源内を演じてみて)天才と呼ばれる人たちは周りから見た時、ちょっと違うというか。会話がちょっとズレつつも、ユーモアに溢れ、愛嬌のある方だったのかなと解釈しています。なにがあっても、生きていくのですから。どうせなら、楽しく向き合いませんか、と。そんなことを思わせてくれる作品です。
些細でも重大でも、軽妙洒脱に。奥歯噛み締めて、涙堪えて、人に優しく。『てやんでえ!べらぼうめ』。
『べらぼう 』 、是非、ご覧ください」


 放送中の「光る君へ」に続く、大河ドラマ第64作。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や東洲斎写楽、葛飾北斎らを世に出したことで知られる“江戸のメディア王”蔦屋重三郎の生涯を描く。紫式部を主人公とする「光る君へ」に続き、2作連続で合戦シーンはない、異色の大河となる。横浜はNHKドラマ初出演となり、脚本は17年の大河「おんな城主 直虎」を手掛けた森下佳子氏が担当する。

 主人公の蔦屋重三郎は江戸・吉原の貧しい庶民の子に生まれ、幼くして両親と生き別れるも貸本屋から身を興し“江戸の出版王”となった人物。歌麿や北斎、山東京伝、曲亭馬琴、十返舎一九ら若き才能を見い出し、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いた。

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