やす子「24時間テレビ」マラソン涙の完走!児童養護施設への恩返し胸に…大雨の中、左足痛こらえ

[ 2024年9月1日 20:41 ]

マラソンを走り切り、両国国技館に到着したやす子
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 お笑いタレント・やす子(25)が1日、日本テレビ系「24時間テレビ47」(31日後6・30~1日後8・54)でランナーを務めた「全国の児童養護施設に募金マラソン」を完走した。ゴールでは涙も見せ「走れてよかったなあ~皆さんの応援の下、走ることができました」と語った。

 やす子は高校生の頃に暮らしていた児童養護施設へ恩返しするため、チャリティーマラソンに挑戦。7月に行われた発表会見で児童養護施設で暮らしていたことを明かし、「自分の住んでいた施設に恩返しができたらいいなって思いから始まった」と施設にいた当時、自分たちを気にかけてくれる人の存在に救われたと告白。「一人でも多くの人が施設の子供たちのことを気にかけてくれるように一生懸命走ります」とマラソンに懸ける思いを語っていた。

 台風10号上陸を受けて影響が懸念されたが、同局は一時中断も視野に入れ安全に配慮しながら実施することを決定。1992年から続くマラソン企画はランナーがファンの声援を浴びながら公道を走るのが“名物”だったが、今回は横浜・日産スタジアムを周回するコースに変更となった。予定されていた一般ランナーの参加は台風の影響で中止となる一方、錦鯉、ハリウッドザコシショウ、薄幸、はるな愛らが応援に駆け付けて伴走する場面もあった。

 やす子は「やらないよりは動いた方が変わる。いろんなご意見もありますが、全力でやるのみ」と話し、31日午後7時50分過ぎにマラソンをスタート。笑顔でトラックを走る姿が中継に映し出されたが、どれだけ走っても景色が変わらない周回コースに、SNSでは同情や批判の声も上がった。やす子は同午後9時過ぎには「休憩中です!」と椅子に座って休む姿を自身のX(旧ツイッター)で公開、マラソン中の異例のSNS投稿も話題となった。

 1周400メートルのトラックを75周、30キロを走った後、夜が明けた1日朝にはスタジアムを出てメーン会場の東京・両国国技館を目指して走り出した。道中では、同じく児童養護施設で育った「炎神戦隊ゴーオンジャー」出演の俳優・古原靖久が並走しながら励ますシーンも。左足首に痛みが出ており、「間に合うかな」という言葉を初めて発したことが伝えられた。

 「X JAPAN」のYOSHIKI(年齢非公表)らが待つ両国国技館のゴールにたどり着いたやす子は「走れてよかったなあ~応援してくださった皆さん、ありがとうございました」と涙で感謝。そして伴走した「錦鯉」長谷川雅紀が「右足の次は左足」と声掛けし続けたことを暴露し、「涙引っ込みました」と笑いを誘った。

 「ちょっと左足をけがしてしまったんですけど、皆さんの応援の下、走ることができました。たくさん応援していただきありがとうございました」とお礼の言葉を繰り返し、全国の児童養護施設の子供たちが思い思いのメッセージを書き入れたゴールテープを見て「うれしいです。こんな素敵なメッセージ書いてくれて。後で全部見ます」と喜んだ。

 やす子の思いを受け新たに「マラソン児童養護施設募金」が設立され、ここへの寄付金は全て全国約600カ所以上の施設に使用されることが決まっている。番組では「現在の募金額」が公表され、1日午後8時には4億円を超えた。

 「24時間テレビ」は、昨年11月に発覚した系列局の日本海テレビジョン放送(鳥取市)の男性による寄付金の着服問題を受け、同局はチャリティーの在り方を再考。メインパーソナリティーを廃止し、47回目にして初めて番組テーマを「愛は地球を救う」から「愛は地球を救うのか?」に変更した。

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