「虎に翼」新潟編完結 稲さん急転ナレ死 ロス広がる「ショック…次の航海に」写真の横に“海賊船”演出?

[ 2024年8月12日 08:15 ]

連続テレビ小説「虎に翼」第81話。稲(田中真弓)…番組公式X(旧ツイッター)(@asadora_nhk)から

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は12日、第96話が放送され、第16週&第76話(7月16日)から4週にわたった「新潟編」が完結。「ふたたびの東京編」がスタートした。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第96話は、1955年(昭和30年)、新潟から東京に戻ることになった佐田寅子(伊藤沙莉)は、杉田太郎(高橋克実)らに盛大に見送られる。登戸の猪爪家は何やら不穏な雰囲気。結婚したら家を出るべきだという猪爪花江(森田望智)と、結婚しても同居し続けたいという猪爪直明(三山凌輝)が対立し…という展開。

 寅子は航一との交際を佐田優未(竹澤咲子)に報告。優未は「うん、分かった」「心配しないで。もう私、お母さんに何でも言えるから」。3人は海辺へ。「こうして寅子と航一は穏やかに永遠を誓わない愛を育み続けました」(語り・尾野真千子)――。

 1955年(昭和30年)春、新潟を離れる日。3年の任期を終え、寅子は東京地方裁判所に異動。航一も東京へ異動。佐田優未(毎田暖乃)は小学6年生になった。

 喫茶ライトハウス。「稲(田中真弓)はこの年の頭、みんなに見守られながら、穏やかに旅立ちました」(語り)。寅子、優未、航一は写真に手を合わせた。寅子は桜川涼子(桜井ユキ)「手紙、書くわ。また絶対にお会いしましょうね」と玉(羽瀬川なぎ)とともに再会を誓った。

 入倉始(岡部ひろき)も駆けつけ「俺、お二人のような立派な裁判官になれるよう、頑張ります」と一礼。航一は「入倉くんは、もう立派な裁判官ですよ」。入倉は再び号泣した。

 SNS上には「稲さん、突然すぎる」「寂しいよ…(涙)」「わずか3年なのに大きく変化。一番ショックだったのは稲さん」「稲さん、次の航海に旅立ったか…」「誰かドラゴンボールを集めて!」「寅ちゃんと優未ちゃんの仲が良くなったのも稲さんのおかげ」「写真の横に海賊船らしきものが!(船の模型)」などと悲しみの声。“稲さんロス”が広がった。

 アニメ「ONE PIECE」のルフィ役、「ドラゴンボール」のクリリン役などの声優・田中真弓が稲役を好演。「新潟編」を彩った。

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