野口健氏 富士山で転倒事故多発のニュースに山の歩き方など対策伝授「下山の方が足の負担が大きいです」

[ 2024年8月11日 22:15 ]

アルピニストの野口健氏
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 アルピニスト・野口健氏(50)が11日に自身のX(旧ツイッター)を更新し、登山時の転倒対策を明かした。

 野口氏は、静岡県警察地域部地域課のX「本年富士山開山以降、静岡県側3ルートで最も多い救助要請は「転倒」です。手足の骨折、頭蓋骨陥没といった重傷に至るケースも。下山時のつまづき、スリップ、バランス崩しに気を付けて下さい」との注意喚起を引用し「転倒対策は色々ありますがストック。ストックはかなり重要です。また、大股ではなく小股でコツコツと登ること。足を上げるというより膝をスッと上げるイメージでしょうか」と歩き方を説明。

 また「推測ですが下山中による転倒事故が多いのでは。山は登りより下山の方が足の負担が大きいです。一気に駆け降りるのではなく、登り以上に下りの時に慎重にゆっくりゆっくり。下山時は既に体力をかなり奪われていますので、焦らずに一歩一歩。重心を低めに小股で。そして、足がフラフラになったら小まめな休憩に水分補給。塩飴や羊羹などで補給すること。登りも慎重に。下山はもっと慎重に。くどいようですが、時間に余裕を持って行動して下さい」とつづった。

 さらに「あと、登山靴!!!サンダルは論外として、スニーカーなどの運動靴もやめた方がいいです。足首が固定されている登山靴の方が足首を捻りずらいです。使い慣れた登山靴が1番 新品の登山靴をいきなり富士登山で使用するとかなりの確率で靴づれします。靴づれ、痛いですよ」と靴の大切さも力説した。

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