浜田敬子氏 自民・萩生田氏の都連会長辞意に「国民と政治家の感覚にズレ。裏金の責任は取らないが…」

[ 2024年7月21日 09:01 ]

萩生田光一氏
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 フリージャーナリストの浜田敬子氏が21日、TBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。自民党の萩生田光一前政調会長(衆院東京24区)が、東京都議補欠選挙で大敗した責任を取り、都連会長を辞任する意向を示したことに言及した。

 萩生田氏は、党本部で開いた都連の幹部会合で了解されたといい、報道陣の取材に「指揮を執った私の責任は大きかった。責任を取らざるを得ないと決断した」と説明した。都連は8月にも後任を決定する方針。

 自民は7日投開票の都議補選(欠員9)で萩生田氏の地元、八王子市選挙区で敗北するなど、擁立した8選挙区で2勝6敗だった。萩生田氏は、派閥の政治資金パーティー裏金事件で党役職停止1年の処分を受けたが、都連会長は党本部の役職ではないとして続投していた。萩生田氏の不記載額は2728万円だった。

 浜田氏は「今回の萩生田さんの辞任を見て、これほどまでに私たち国民と政治家の感覚がズレているんだなと思いました。つまり裏金の責任は取らないけれども、選挙に負けた責任は取る」と指摘。

 そして、「他にも例えば安倍派幹部だと世耕さんが6月に政治資金パーティーを開いている。それを聞かれた時に“法律にのっとってやっている”と言っています。結局、何が問題で何を反省しどう責任を取ろうとしているのか全く見えてこないし、そもそもこの裏金の問題を悪いと思ってないんじゃないかってくらいに感じてしまう」と話した。

 そのうえで「それは岸田首相に対しても同じで、政治資金規正法の改革をすると言っても、これどこが改革になっているのかも分からない。そして首相自身も責任を取っていないということでこの半年間、本当に何だったのかなと感じました」と自身の見解を述べた。

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