上原さくら アルツハイマー病の母の介護に複雑な心境吐露「喜んでやってるとは絶対に言えない」

[ 2024年7月11日 16:46 ]

タレントの上原さくら
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 タレントの上原さくら(47)が11日、自身のブログを更新。アルツハイマー病を抱える母についてつづった。

 上原は昨年、ブログで母がアルツハイマー病と診断されたことを公表している。

 この日、「母のことで」とのタイトルでブログを更新。「これから母がお世話になる老健にごあいさつに行きます」と書き出すと「弟は仕事が忙しいのに、こういう母絡みの件ではどこでも“家族皆さんでいらして下さい”と言われる事が多いので、ここ1カ月ほどで度々休ませてもらったり早退したりでちょっと職場で気まずいみたいです」と母のために弟が頑張って時間をつくってくれていることを明かした。

 続けて「高齢の親の為に行動すること…介護するなんてもっとこういう気持ちになってしまう方も多いと思うけど、今のこの状態が私の心にいつも影を落としてるんだよね…。“自分の親なんだからしょうがない”っていう責任感はあるけど、明るい気持ちで喜んでやってるとは絶対に言えないのが私の正直なところ」と複雑な心境を吐露した。

 さらに「母がアルツハイマーだと診断されてから、頻繁に自分が歳をとった時の事を考えるようになりました。母だって、私や弟の生活に何かしら少しでも負担をかけるつもりなんてなかったと思うけど、こういう事態を想像してなかったのかもしれないな」と推察。

 そして「今のところ私の考えは“自分で少しずつ貯蓄しておいて、いざって時はそのお金で割安な施設に入れてね”と周りに伝えておけばいいのかなと。もうその頃には割安な施設なんてなくて、入れるのは一部のお金持ちだけって事もあり得ますかね…」と、自身の将来についての展望もつづった。

 最後は「10年単位くらいで時代が変わって国のサポートも変わってるでしょうけれど、少子高齢化って私が生きてる間に解決出来ないでしょうから、年寄り天国になる訳ないと思うので、ある程度覚悟しておかないといけないのでしょうね」と、未来への不安な気持ちで結んだ。

 ユーザーからは「介護は先が見えないから大変ですよね」「その気持ち…すっごいよく分かるよ」「さくらさん頑張って」「私も3年前に父を介護したけれどみんな本当に大変でした」などの声が寄せられた。
 

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