「光る君へ」次回予告にネット涙も…ついに「枕草子」爆誕「春はあけぼのがこんなに切なく…鎮魂の書」

[ 2024年5月19日 20:45 ]

大河ドラマ「光る君へ」第20話。二条第に潜入したききょう(ファーストサマーウイカ・左)とまひろ(吉高由里子)が目撃したのは…(C)NHK
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 女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は26日、第21話が放送される。次回予告がインターネット上で話題を集めた。

 <※以下、ネタバレ有>

 第21話は「旅立ち」。藤原定子(高畑充希)が髪を下ろしたことは内裏に広まり、一条天皇(塩野瑛久)はショックを受ける。藤原伊周(三浦翔平)は任地に赴くことを拒み、逃亡。藤原実資(秋山竜次)らが捜索し、やがて見つける。ききょう(ファーストサマーウイカ)は定子を守れず、落胆。まひろ(吉高由里子)は中宮のために何かを書いてはどうかとアドバイスを送る。越前へ旅立つ日が近づき、まひろは藤原道長(柄本佑)に文を送り…という展開。

 「越前編」がスタート。次回予告には「中宮様はお生きにならねばなりませぬ」(ききょう)「春はあけぼの」(定子)の台詞と「春はあけぼの」と書かれた和紙も。いよいよ清少納言が随筆「枕草子」の執筆を始めるようだ。

 第20話(5月19日)は長徳2年(996年)。「枕草子」の正確な執筆時期は不明だが、藤原定子が亡くなった翌年の長保3年(1001年)にはほぼ完成したとされる。

 第20話のラスト、屋敷に潜入したききょうが定子の落飾を目撃しただけに、SNS上には「枕草子爆誕!」「予告の『春はあけぼの』で泣ける。清少納言に感情移入しちゃうわ」「『春はあけぼの』がこんなに切なく感じるなんて」「春はあけぼの(涙)。鎮魂の書」「『枕草子』は定子様への鎮魂だと思ってる。意地でも明るく軽やかに『春はあけぼの』で始まるんだ」などの声。反響を呼んだ。

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

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