ソニー運営のバーチャルタレントに誹謗中傷やデマ投稿…「民事および刑事告発等」法的措置検討を発表

バーチャルタレント育成&マネジメントプロジェクト「VEE」公式サイトから

　株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営するバーチャルタレント育成&マネジメントプロジェクト「VEE」の公式サイトが14日に更新され、所属タレントに対する誹謗（ひぼう）中傷について、民事および刑事告発等、各種法的措置を含む対応を行うことを検討すると報告。注意喚起した。

　2021年7月に開催した「VEE バーチャルタレントオーディション」から誕生したバーチャルタレント。応募者1万8000人の中から選ばれた合格者が現在、タレント活動を行っている。

　人気の高まりとともに、同社の所属タレントへの批判的な意見も散見され、同社は「弊社所属タレントの誹謗中傷等への対応について」のお知らせを発表。「各種SNSやインターネット掲示板等において、当社所属タレントに対する誹謗中傷や事実無根の憶測等を含む内容が繰り返し投稿されていることを確認しております」とした。

　これらの投稿について「上記に相当する投稿の内容が、法律に定義される名誉棄損や業務妨害、あるいは脅迫等に相当すると判断した場合、もしくは相当しない場合でも所属タレントに著しい影響を与えかねないと判断した場合、顧問弁護士と協議した上で、民事および刑事告発等、各種法的措置を含む対応を行い、所属タレントがより一層安心して活動できるよう、適切な措置を講じてまいります」と説明。「応援してくださるファンの皆様におかれましては、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。