「不適切にもほどがある」第7話“3回目のお断り”は「飲酒」ネット反響「適切なテロップw」

[ 2024年3月14日 11:30 ]

金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」第7話。ナオキ(岡田将生・左)と小川純子(河合優実)(C)TBS
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 俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は今月8日、第7話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。

 第7話は「回収しなきゃダメですか?」。犬島渚(仲里依紗)に連れられ、小川純子(河合優実)は令和の美容師・ナオキ(岡田将生)と出会う。渚は小川市郎(阿部サダヲ)羽村由貴(ファーストサマーウイカ)とのリモート会議に参加。台本の締め切りが迫るエモケンこと江面賢太郎(池田成志)のドラマについて話し合う。純子はデートに誘われ、ナオキといい雰囲気に…。同じ頃、昭和。姿を消した純子の行方を心配したムッチ先輩こと秋津睦実(磯村勇斗)が向坂キヨシ(坂元愛登)を問い詰めていた…という展開。

 開始40分。この日3回目となる「お断りテロップ」が表示された。レストラン。ナオキが「じゃあ、このワインを。純子ちゃんは?」と聞くと、純子は「ちょっともらう」と答えた。

 「20歳未満の飲酒は法律で禁じられています」

 現代においては“不適切”な劇中の表現に対し、初回(1月26日)から反響を呼ぶ「注意喚起テロップ」。この日の1回目は、自身がSNS上で炎上していると知った市郎の言動に対し「この主人公は1986年から時空を超えて来たため、現在では不適切な発言を繰り返します。言語表現の時代による変遷を描くというこのドラマの特性をご理解の上ご鑑賞下さい」。この日の2回目は、市郎らの美容師への見解に対し「あくまで昭和における個人の価値観です」。やや趣を変え“ストレート”なお断りとなった。

 SNS上には「20歳未満の飲酒は法律で禁じられています。適切なテロップがw」「当たり前のテロップだけど、ホッとする」「他のドラマなら本編ラストに小さく表示される飲酒テロップがデカデカと(笑)」などの声。話題を集めた。

 次回は第8話「1回しくじったらダメですか?」(3月15日)が放送される。

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