谷原章介 裏金事件受けた衆院政倫審の先送りに「議員本人、そして自民党のイメージはさらに悪くなる気が」

[ 2024年2月28日 12:05 ]

谷原章介
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 俳優の谷原章介(51)が28日、司会を務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた衆院政治倫理審査会(政倫審)を巡り、自民の対応が二転三転し、28日の開催が先送りされたことに言及した。

 自民は27日、安倍派の西村康稔前経済産業相(衆院兵庫9区、同100万円)と二階派の武田良太事務総長(衆院福岡11区、同1926万円)の審査を先行させる案を提示。記者の出席と録音を認める一方、テレビ中継は受け入れられないとの立場を示した。その後一転して、2人は出席しないと野党側に伝えた。理由は明示していない。

 政倫審は原則非公開で、公開には本人同意が必要となる。自民は当初、開催を申し出た西村氏、武田氏、安倍派の松野博一前官房長官(衆院千葉3区、不記載額1051万円)、高木毅前国対委員長(衆院福井2区、同1019万円)、塩谷立元文部科学相(衆院静岡2区、同234万円)の5人が「完全非公開」を希望していると説明。立憲民主の批判を踏まえ、国会議員の傍聴に限り容認する案を提示した。野党は、説明責任を果たすためには全面公開が不可欠だと主張している。

 政倫審は、衆参両院に設けられた機関で、衆院では25人(与党17人、野党8人)、参院では15人の委員が与野党国会議員から選出される。疑惑が指摘される国会議員の政治的・倫理的責任を審査する機関で、議員自ら釈明できる審査会となる。開催条件は、議員本人の申し出、または委員の3分の1以上の申し立てとなっている。

 谷原は「これ(政倫審)は、自分の疑惑と言われている部分を払しょくする機会を与えてもらっているという見方もできると思うんですよ。それが結局、こういう形で先伸ばし、モメていくことによって、より議員本人、そして自民党のイメージはさらに悪くなる気がするんですけれども」と自身の見解を話した。

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