吉田拓郎が一夜限りの復活！いきなり生演奏　年明け「ラジオ」をテーマにしたアルバム制作“約束”

吉田拓郎
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　昨年末に芸能活動の第一線を退いたシンガー・ソングライターの吉田拓郎（77）が15日、ニッポン放送「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」に出演。一夜限りの復活を果たした。

　冒頭から“普段通り”はがきの紹介から始まった。吉田は力強い声と大きな笑い声を披露。そして1曲目、ギターを自ら弾いて「僕らの旅」を生演奏した。

　演奏を終え「吉田拓郎は何も変わらず年を重ねました。あとは…顔が変わりました！嫌だな～」と“拓郎節”を待ちわびたファンにあいさつ。そして「ラジオから裏切りを受けたことはない。テレビとかはあるけど（笑い）。ずっとラジオを愛してきた」とラジオと自身の関係を熱く語り、「深夜放送とかラジオをテーマにしたアルバムをつくってみようかなと思って。やってみようかなっていう…今はまだ完璧には決まってはいませんけども。何かラジオがメインのテーマにして詞を書いたり、曲をつくったりするっていうのは楽しそうな気がして。年明けになったら具体的に進めてみたいなと思って。最近はミーティングなんかもしてるんですけどね。ラジオっていうのが僕にとって青春そのものだったし、僕を裏切らなかったし、僕もラジオではいっぱいウソはついたけども（笑い）被害届が出るほどのウソじゃなくて良かったっていう。そんな思い出が凄い深いのはやっぱり（ラジオ）。ラジオをテーマにして年明けからぐらいからつくってみたいなと思います」とアルバム制作を“宣言”した。

　今年2月にオールナイトニッポンの55時間特番にパーソナリティーとして出演したが、自身の冠番組として復帰するのは、最終回の昨年12月16日以来約1年ぶりとなった。

　同局はこれまで何度もオファーを重ね、年末のタイミングで出演が決定。コンサートなど公の場で歌うことはなくなったが、現在は「お名前は出しませんが…スンゲエーあのお方…とか、ダアーレモ知らん彼女…とかに、そういう感じ（どんな感じ？）で曲を書いたりしています」と制作には関わっている。