壇蜜 4カ月ぶりラジオ復帰 心身バランス崩し…2度目の入院 よぎった「これで引退なのかな」

[ 2023年12月6日 13:00 ]

スタジオ入りする壇蜜(撮影・白鳥 佳樹)
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 タレントの壇蜜(43)が、6日放送の文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)に出演。体調不良のため8月から出演を見合わせていたが、この日4カ月ぶりに復帰を果たした。

 番組冒頭「ごきげんよう」と共演者同士であいさつ。今月3日に43歳の誕生日を迎えた壇蜜だが「入院して、病院にも通って、今までで一番長い一年だったかもしれないです」という。療養中、規則正しい生活を指導されるも「きついんです。何のために生まれて、何のために生きるのか…」と話し「ちょっとパン!ってなっちゃいそうでした。逆に規則正しい生活が、どんどん自分を追い詰めていってるっていう。私の場合は、復帰が決まってれば規則正しく過ごせるっていうモチベーションがあったと思うんですけど、復帰が決まってなかった状態で、規則正しくって“いつまでこれやるの。いつまでこうなっちゃうの。何のために”ってなったらもう…2度目の入院をしました。まさかこんなことになるとは」と明かした。

 「“今日は何をする”っていう生きる指針がちゃんとできてきたので、パン!っていうことはないとは思うんですけど、そのときは本当に“なんで私これやってるの?なんで私生きてるの?”の繰り返しでした」と壇蜜。「これで引退なのかなとか、そこまで考えました。続けられないんだったら、できないってことじゃんって」と、芸能活動を半ば諦めていたそう。

 今回の復帰に至ったのはマネジャーの「待っててもらってるんだよ。降板じゃないよ」という言葉がきっかけだった。「私はてっきり、休業というか、無期限の出場停止じゃないですけど、まあ事実上の降板だろうなっていうのは…あえて聞かなかったんですけど、ずっと想像してたんですね。でも、“違うよ”って病院で言われて。そっからはとにかく退院しようっていう気持ちになりましたね」と語った。

 そうして復帰初日、2時間半の生放送を完走。最後は「なんとか生きます」で締めくくった。

 同番組の水曜パートナーを務める壇蜜は今年3月29日の放送で体調不良を理由に途中退席し、4月5日放送から休養した。7月5日に約3カ月ぶりに復帰し、休養の経緯について「1、2年ほど前におばあちゃんが亡くなって、ペットも相次いで不幸があった。そこから眠れない、食べられない状態が続いた」と説明。家族の死去とペットロスが重なり心身のバランスが崩れ、今春一気に体調が悪化したといい「4月くらいから“もうダメだ”となり、事務所と相談。自宅療養や病院に通い、気持ちと体をちょっとずつ治すために療養期間をもらった」と明かしていた。

 だが、8月9日に再び体調不良のため欠席。翌16日の放送で、同局の砂山圭大郎アナウンサーが「壇蜜さんは体調不良のため…再び体調を崩したため、当面の間、お休みとなります」と伝え、自身のブログでは「少しだけお休みをください。体調をくずしてしまいました。必ず戻りますから、どうか待っていてください」と呼びかけていた。

 この日、文化放送に壇蜜が車で現れると、共演のタレント・いとうあさこが手を振りながら駆け寄り「おかえり~。今日もよろしくお願いします」と温かく出迎え。壇蜜は「体調だいぶ良くなりました」と報道陣に頭を下げ、オンエアへ向かっていた。

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