「怪談新耳袋」10年ぶり復活 「ホラーは本能を刺激する」
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【牧 元一の孤人焦点】ホラードラマ「怪談新耳袋」が10年ぶりにBS―TBSで復活する。2003年の放送開始以来、2013年まで6シリーズ(110話)やスペシャルドラマ6作などが制作された人気作。プロデューサーの丹羽多聞アンドリウ氏がインタビューに応じ、「新耳袋の良さは実際にあった話を基にしていること。需要があれば、今後も第2弾、第3弾と続けていきたい」と意欲を示した。
7月27日にスタートする「怪談新耳袋 暗黒」(木曜後11・00)は10分のオムニバスホラー4本と1話10分で構成される4話完結の連続ドラマの計8本で、過去のシリーズの人気作も合わせて放送される。
丹羽氏はこのシリーズの発端について「2002年に鈴木浩介監督と食事した時、実話怪談集『新耳袋』のことを聞き、読んでみたら面白かった。最初から100話作ろうと決めていて、あえて第1話から始めずに話数をバラバラにして放送して視聴者が『なぜ話数がバラバラ?』と疑問を抱くようにした」と振りかえる。
当時の演出は映画「呪怨」などで知られる清水崇監督や映画「リング0 バースデイ」などの鶴田法男監督らが担当。まだブレーク前の内山理名や大森南朋、要潤、尾野真千子、榮倉奈々、桐谷美玲、大政絢らが主演を務めた。
シリーズ制作中、制作陣の身のまわりにも実際に怪談が生まれた。
「MA室で作業していると調光器を触っていないのに部屋が暗くなったりパソコンで『新耳袋』と文字を打つとパソコンのデータが飛んだりした。僕が雨の日、深夜にロケから帰宅してリビングの丸テーブルに物を取りに行くと、突然、丸テーブルの周りがぴちゃっと水に濡れたことがあった。天上を見上げても、上から水が落ちた形跡はなかった。その後、2階の寝室に行ってベッドに入ろうとしたら、また水がぴちゃっと落ちてきた。天上を見上げても、雨漏りしている形跡はなかった。ベッドはちょうど丸テーブルの上の位置にあった。翌日、様子を見に来た大家が『なぜ…』と不思議がっていた」
シリーズはヒットし、特にDVDの売り上げが大きかった。
「DVDはレンタルビデオ店での稼働率が高く、TBSの連ドラの5倍くらい本数がある店もあった。役者が出たいと思うドラマになり、シリーズは10年間続き、海外にも配信され、僕たちはレッドカーペットも歩いた」
やがてDVDの売り上げが落ち、採算が合わなくなったことで撤退したものの、ドラマの配信が隆盛になっている現在、復活の機会が訪れた。
「事業の後輩から『配信で新耳袋が人気です。なぜ新作を作らないんですか?』と言われた。最初は小規模にして配信用に制作しようと考えたが、結果的に放送されることになった」
新作の主演はアイドルグループ「超ときめき 宣伝部」の菅田愛貴(7月27日放送「病院に来た子供」)、男性グループ「BOYS AND MEN」の本田剛文(8月3日放送「カズオ」)、俳優の今井柊斗(8月10日放送「ハトの出る部屋」)らが務める。
「将来性のある役者たちを主役にしようと思った。初回放送の『病院に来た子供』に主演する菅田さんには今回の制作が決まった時にすぐに声をかけた。とてもセンスのある子で、日常と芝居の声にギャップがあるところがいい」
演出は丹羽氏と旧知の鈴木浩介監督のほか、佐藤周監督と川松尚良監督の計3人が担当する。
「3人ともホラーが得意な人で、見せ方をよく知っている。例えば、役者が驚く芝居をする時、普通は何か怖さを感じるとすぐに驚いた顔をしてしまうが、ホラーは見ている人が認知する時間をつくることが大事で、少し間を置かなくてはいけない。演出の力量が問われるところだ。コメディーはへたな人が作ると笑えないし、ホラーはへたな人が作ると怖くない」
人気シリーズの10年ぶりの復活はホラードラマブームの端緒になる可能性がある。
「怖いというのは人間の本能だ。人間は怖いと思わなければ死んでしまう。危険なものが迫った時に逃げなくなるからだ。ホラーは本能を刺激する。だからブームになる。僕は怖がりで絶対に夜中に家でホラーを見ない。人に広めることで怖さが薄まる。この作品も広めたい」
新たな恐怖が木曜深夜にまん延する。
◆牧 元一(まき・もとかず) 編集局総合コンテンツ部専門委員。テレビやラジオ、映画、音楽などを担当。
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