なぜこのタイミング…猿之助容疑者逮捕 事件から1か月以上要した物証捜索と医学的裏付け

[ 2023年6月28日 03:20 ]

市川猿之助容疑者
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 市川猿之助容疑者(47)が27日、母親に対する自殺ほう助の疑いで逮捕された。今後、今まで通りに役者を続けることは極めて難しく、厳しい処分が下ることは必至だ。逮捕を受け、一門である澤瀉(おもだか)屋だけでなく歌舞伎界全体にも激震が走った。

 なぜこのタイミングで、この罪状での逮捕に至ったのか、猿之助容疑者の供述から、現場で何が起きていたのかを探った。

 両親が服用した睡眠薬について、猿之助容疑者は「自身に以前から処方されていた睡眠薬を用意した」と説明。その睡眠薬については「2種類を飲んだ」とも話している。睡眠薬で自殺するには「100錠以上を飲む必要がある」と指摘する医師もいる。警視庁はこの2種類の薬の成分が両親の体内に残っているのかを調べるのに時間を要した。実際に母親が服用した睡眠薬は2種類で、そのうち1種類の成分が死亡原因となったことが分かった。猿之助容疑者も同じ成分の薬を飲んでいた。

 現場にはビニール袋と同様にピルケースが残されておらず猿之助容疑者は「薬の包みは捨てた」とも供述。警視庁はこれらの物証の捜索にも時間をかけ、睡眠薬の入手経路や量、種類、その効果、容疑を裏付ける医学・科学的根拠をそろえるのにも1カ月以上を要した。猿之助容疑者が留置に耐えられるかも判断した上で、このタイミングでの逮捕となった。


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