フジ「呼び出し先生タナカ」収録前日は3時間かけて打ち合わせ

フジテレビ「呼び出し先生タナカ」でMCを務めるアンガールズ田中卓志
Photo By 提供写真

　アンガールズの田中卓志（47）がMCを務めるフジテレビのバラエティー番組「呼び出し先生タナカ」（日曜後9・00）が、4月から放送枠を月曜午後8時に移動する。

　田中が教壇に立つ“学校”という設定で、旬なタレントたちが生徒として登場し、さまざまなテストに挑戦する。総合演出の日置祐貴氏は「司会者には教養も求められるし、“先生”として生徒と接するMCには田中さんがふさわしいと思いました」と起用の狙いを語った。

　実際に田中がこの番組に懸ける思いは強い。「収録前日には3時間かけて打ち合わせをして、収録も2時間半ほど回す。一人一人が個性を出せるように粘り強く生徒の魅力を引き出しています」と番組作りの裏側を明かした。番組はあくまで「学校」という設定に強いこだわりを持っている。日置氏自身も教員免許を持っており「たくさんの準備をして授業にのぞむ田中さんは実際の学校の先生そのもの。そして絶対的な存在ではなく、生徒たちとフランクな関係でいてくれる新たな先生像を見せてくれています」と田中の名教師ぶりを称えた。