松尾貴史 Go Toキャンペーンと“最大限の警戒”との両立に疑問「どう考えても矛盾してる」

[ 2020年11月20日 14:30 ]

松尾貴史
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 タレントの松尾貴史(60)が20日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜後0・55)に生出演。新型コロナウイルスの感染は拡大する中、「Go Toキャンペーン」を継続しつつ「最大限の警戒」を唱える政府の方針に疑問符を付けた。

 東京都では初の500人台となる534人が確認され、感染状況に関する4段階の警戒度を最高レベルの「感染が拡大している」へ約2カ月ぶりに1段階引き上げた。新型コロナ対策を厚生労働省に助言する専門家組織は「感染拡大のスピードが増しており、このまま放置すれば、さらに急速な感染拡大に至る可能性がある」と危機感をあらわにした。ただ政府は観光支援事業「Go To トラベル」を続ける方針で徹底的な対策には至っていない。菅義偉首相は19日、1日当たりの新規感染者数が全国で18日に過去最多の2000人超となったことに「最大限の警戒状況にあると認識している」と表明した。

 番組では、新型コロナウイルスの全国での感染拡大について特集。番組MCの坂上忍(53)が「(政府の対応は)Go Toは止めないんだっていうのがベースにある」と指摘すると、松尾は「Go Toにかける金があるなら、例えば観光業の方にちゃんと補償するっていうふうに配って、人は動かさないってするなら『最大限の警戒が必要』ってことも説得力も持つんですけど、最大限ってこれ以上ないってことでしょ?これ以上ない警戒が必要って言ってるのに、人は動かせ!っていうのはどう考えても矛盾してるようにしか思えない」と首をひねった。

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2020年11月20日のニュース