泉谷しげる 新たなドラマ制作はサザエさん的手法で「ああいうのが一番いい」

[ 2020年5月17日 13:04 ]

俳優の泉谷しげる
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 歌手で俳優の泉谷しげる(72)が17日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。緊急事態宣言で外出自粛が続く中で、今後のドラマの制作について“サザエさん的作品”を提案する場面があった。

 新型コロナウイルス感染予防の観点から、NHK、民放各局では現在、ドラマのロケ、収録が見合わせている。4月スタートのドラマも放送中止が相次ぎ、NHKの連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00)、大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)の両作品も6月中に一度放送を中断することも正式に発表された。芸能界では前代未聞の苦難が続いている。

 泉谷は「理想論言っちゃえば、半年働いて、半年休むぐらいのスタンスでこれから作らないと。途中で制作費が終わって、これから作れません!ってなったら、続きは半年か1年後、待つ、それぐらいの気持ちを持たないとダメだと思う」と芸能界も新たな働き方が必要であると提案した。

 ただ、ダウンタウンの松本人志(56)は「役者さんも半年間、髭を蓄えた役ならそこのどうすんねん(と思う)。泉谷さんだって、半年後は歯が抜けてるかもしれいから」と役者の役作りへの影響を指摘。すると、泉谷は再開した作品で「こんだけ空きましたってことを紹介して」とテロップなどで状況を説明するべきとした。

 番組MCのお笑いタレントの東野幸治(52)からは「1話完結の刑事ものとか医療ものならいいけど、恋愛もので3話ぐらいで終わったらどうすんの?」との指摘も。泉谷は「やっぱり続きものをやめて、1話1話1から(にする)、サザエさんみたいにする。前の回で髪変わったはずなのに、サザエさんは変わってないんだから。ああいうのが一番いい」と主張した。

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2020年5月17日のニュース