速報1位の伏兵NGT荻野由佳は5位「総選挙を私が壊してしまった」と思ったことも

[ 2017年6月17日 20:30 ]

<AKB総選挙>波乱の速報1位から5位に入ったNGT荻野由佳
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 AKB48の第9回選抜総選挙の開票が17日に沖縄で行われ、先月31日発表の速報値で暫定首位に立ったNGT48荻野由佳(18)が5位に入った。初戴冠はならなかったが、前回圏外から大躍進となった。

 インタビューの冒頭で「本当に本当に本当にありがとうございました」とファンに感謝した荻野。「小学生6年生の頃から4年間オーディションをずっと受けてきました。ずっと落選が続き、憧れのまま終わってしまうのではないか」と声を震わせながら、自身の道のりを回顧した。

 ドラフト会議を経てNGT48に入り、そして速報では1位に飛躍した。「(速報)1位という素敵な順位に本当にびっくりしました。AKB総選挙を私が壊してしまったのかなとも思ったけれど、皆さんからいただいた愛だと思って頑張ってきました」と5位に踏ん張った。

 最後には「諦めずに48チームのオーディションを受けてきてよかった。私をアイドルにしてくれて本当にありがとうございました」と泣き顔から笑顔に。「『努力は必ず報われる』を今、証明できていますか?」と呼びかけると、ステージ下のメンバーから拍手が起こった。

 速報値で史上最多5万5061票を獲得し衝撃スタートを切った“おぎゆか”。速報発表後には「これからもNGT48一丸となって、今年の総選挙は、新潟旋風を巻き起こしたいと思います。投票して下さったみなさん、本当にありがとうございました」とファンに感謝していた。

 ◆荻野 由佳(おぎの・ゆか)1999年(平11)2月16日、埼玉県生まれ。ニックネームは「おぎゆか」。13年にAKB48の15期生オーディションを受け、仮研究生として合格。14年からはバイトAKBで活動。15年の第2回AKB48グループドラフト会議で2巡目に指名を受けNGT入り。現在はチームN3の副キャプテンを務めている。1メートル60、血液型A。

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