武豊エールに朋ちゃん涙「馬を信頼することが大切」、独短期留学へ

[ 2017年4月15日 05:30 ]

8月にドイツへの短期乗馬留学を決めた華原朋美はTBS「炎の体育会TV」に寄せられた武豊らからのメッセージに涙(C)TBS
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 馬術競技に本格的に挑戦している歌手の華原朋美(42)が、日本馬術連盟が8月21日からドイツで行う、1週間の馬術短期留学に参加することが正式に決定した。先月、静岡県掛川市で行われた国際大会に出場した際、連盟関係者から打診を受けていた。

 華原は、同大会の模様を伝える15日放送のTBS「炎の体育会TV」(後6・55)で「留学します!」と宣言。番組中では、JRA歴代最多勝記録を保持する「競馬界のレジェンド」武豊(48)から「最初に見た時からうまいと思っていた。頑張ってきて」と“絶賛エール”を送られ涙した。

 所属事務所によると、留学オファーを受けた時点では、予定していた全国ツアーが重なっていたが、発表前だったことも幸いし日程を再編。日本テレビ「PON!」(月〜木曜前10・25)の月曜レギュラーなどの仕事についても、局側からの理解を得られた。

 合宿は日本代表への登竜門に位置づけられるトップレベルのもの。華原は今回、特別枠での参加となるが、高校時代には国体4強入りした実力の持ち主で、昨年23年ぶりに競技を再開し、わずか約1年半で高い成績を残している点が評価されている。番組を通じて、華原の挑戦を目にしていた武豊も、素質に太鼓判を押す一人。華原へのメッセージでは「(番組を)見るたびに上達している」と話し、昨年の「ジャパンオープン」で優勝したことには「感動しました」と笑顔を見せた。留学に向けては「馬を信頼することが大切なこと。馬を信じて頑張ってきて」と心構えを伝授した。華原は「こんな凄い人から言葉をもらえるなんて」と、馬術への意欲をさらに強めた様子。今後は9月に北海道で行われる、国内最高峰の「全日本障害馬術大会」への出場と、表彰台以上の成績を目指し鍛錬を積む。

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