歌丸 少し太って?高座復帰 退院時体重36キロと明かす

[ 2016年8月12日 05:30 ]

退院後初の寄席で高座を務める桂歌丸

 落語家の桂歌丸(79)が11日、東京・国立演芸場で行われた8月中席「桂歌丸噺家生活65周年記念公演」初日の高座を務めた。先月19日に腸閉塞(へいそく)のため入院。5日の退院後初めての高座で、約50分の演目「江島屋怪談」をしっかりした口調で話しきった。

 退院したときの体重は36キロ。栄養を取って脂肪をつけることが病気を治す一番の近道と担当医に言われているが、「何十年と朝食を食べたことがない」と話すほど食が細いため「今から体質改善しろと言われても…」と苦笑い。「今の時代に医者から太れ、太れと言われるのは私ぐらいでしょうねえ」と客席の笑いを誘った。

 関係者は「少し太ったように見える」と話したが、終演後取材に応じた歌丸は現在の体重を聞かれて「内緒。みっともなくて言えないです」と自虐気味に語った。公演は20日まで続く。「今更サッカーもできないし、落語をする以外は何もない。苦しくてもやりきりますよ」と力強く宣言した。

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2016年8月12日のニュース