すっぽかし田島優成 涙目で謝罪、チケット代など事務所全額弁償

[ 2013年4月24日 06:00 ]

舞台公演すっぽかし、報道陣を前に深々と頭を下げる田島優成

 21日に出演舞台「効率学のススメ」の開始時間を間違えて劇場に現れず、公演を中止させた俳優の田島優成(25)が23日、会場である東京・初台の新国立劇場で謝罪会見を開いた。

 スーツ姿の田島は「すべて私の不注意が原因。本当に取り返しのつかないことをしてしまったと深く反省しております」と涙目で謝罪。21日は午後1時開始の昼公演だったが、同7時の夜公演と勘違い。同2時頃に起床し、マネジャーに連絡して公演中止を知ったときは「信じられなくて、消えたい思いでした」と振り返った。すぐに劇場に行き、残っていた共演者らに謝罪した。

 前夜は飲酒もせず就寝。「何がいけなかったのか、思い当たる節がない。“やっちゃった”というだけ。ただ、いつもより早く寝たので、長く寝られるという思いが気の緩みにつながったのかな」と釈明した。公演は28日まで続くため「自分のすべきことを全うするだけです」と汚名返上を誓った。

 21日は約200人が観劇予定だった。チケット代金や交通費、宿泊費などは、田島の所属事務所が全額弁償する意向。損害額はチケット代だけで60万~70万円になる見込み。所属事務所は、田島に請求するかは「損害額が決まってから考えたい」と話している。

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