「高原列車は行く」がヒット 岡本敦郎さん死去

[ 2013年1月8日 06:00 ]

死去した岡本敦郎さん

 1954年のヒット曲「高原列車は行く」などで知られる歌手の岡本敦郎(おかもと・あつお)さんが昨年12月28日午後4時14分、脳梗塞のため東京都西東京市の病院で死去した。88歳。北海道出身。葬儀・告別式は親族のみで済ませた。喪主は長男秀一(しゅういち)氏。

 46年、日本コロムビアの専属歌手になり、安西愛子さんと組んで歌ったラジオ歌謡「朝はどこから」でデビュー。明朗な歌声が持ち味で、50年代には「白い花の咲く頃」など、叙情的な歌を次々とヒットさせた。ほかのヒット曲に「あこがれの郵便馬車」「ピレネエの山の男」などがある。最晩年までテレビの歌番組に出演するなど、歌への情熱は衰えなかった。日本歌手協会の理事長も務めた。

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2013年1月8日のニュース