宇多田プロデューサー惚れ込んだ 沖縄の新星がメジャーデビュー

[ 2012年8月23日 08:28 ]

シングル「DRAGON BOY」でメジャーデビューした沖縄出身の4人組バンド「シベリアンスカンク」(左から、マーサー、ユウイチ、チカラ、ジュンタ)

 沖縄で注目度No・1のロックバンドが本土に上陸した。

 今春高校を卒業したばかりの男性4人組「シベリアンスカンク」。現地タウン誌「おきなわ倶楽部」が調べた「10代が選ぶ人気若手バンドランキング」で1位になった期待の新星。沖縄出身のMONGOL800やオレンジレンジに続く人気バンドへ「たっくるすんど!(やっちまうぞ)」と気合が入っている。

 チカラ(18)ジュンタ(18)マーサー(19)ユウイチ(18)の幼なじみ4人組で、中学時代の08年に結成。ポップなロックサウンドが特徴で、数々のコンテストで受賞歴がある実力派だ。

 発掘したのはオレンジレンジを育てた事務所。宇多田ヒカル(29)の全作品を手掛けた音楽プロデューサーの三宅彰氏がほれ込み、同氏が設立したレーベル「アミディア」の第1弾アーティストとして契約。今春、高校を卒業したのを機に全国へ羽ばたくことになり、22日にシングル「DRAGON BOY」でメジャーデビューした。

 今年1月にはインディーズバンドながらファミリーマートの沖縄限定CMに抜てき。ボーカルのチカラは沖縄名物のアイスクリーム「ブルーシール」のCMにも出演し、街を歩けば女子高生が群がるほどだ。

 今後も地元での活動にこだわり、拠点は沖縄のまま。25日のデビューイベントも那覇市のパレット久茂地前広場で行う。チカラは「日本武道館で成人式ライブをやりたい」と話している。

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2012年8月23日のニュース