玉三郎“清盛”にエール 低視聴率も「質が高ければ…」

[ 2012年5月18日 06:00 ]

阿古屋塚の前で成功祈願を行った坂東玉三郎

 歌舞伎俳優の坂東玉三郎(62)が17日、京都・六波羅蜜寺で「坂東玉三郎特別公演」(京都・南座、6月2~24日)の成功祈願を行った。同寺には「壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)」で演じる遊女・阿古屋の供養塔があり、「(役に)親しみが湧いてきております」と意気込んだ。

 阿古屋塚の隣には、平清盛の塚が並ぶ。玉三郎は昨年11月、同寺から2つの塚が雨ざらしになっているとの相談を受け、屋根付きの社の建立と参道を整備するための寄付をした。

 それだけに、NHK大河ドラマ「平清盛」(日曜後8・00)の動向に注目する。「時代考証がすばらしい。勉強になりますね」と称賛し、前回13日放送回も平均11・3%(関西地区)と低迷した視聴率については「関係ないんじゃないですか。質が高ければ」と今後の挽回に期待を寄せた。

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2012年5月18日のニュース