宮崎あおい3年ぶりドラマ…「篤姫」の次は「蝶々夫人」

[ 2011年8月19日 06:00 ]

NHKドラマに出演する、宮崎あおい

 女優の宮崎あおい(25)が大ヒットしたNHK大河ドラマ「篤姫」以来、3年ぶりにドラマに出演する。NHK「土曜ドラマスペシャル 蝶々さん」(11月19、26日、後9・00)で、オペラの名作「蝶々夫人」の主人公で明治時代に波乱の人生を送ったお蝶を演じる。宮崎は「信念を持って生きた女性の一生を精いっぱい演じていきたい」と意気込んでいる。

 3年ぶりの宮崎のドラマは、プッチーニのオペラ「蝶々夫人」を基に脚本家の市川森一氏が書いた小説「蝶々さん」が原作で、脚本も市川氏が担当する。

 08年に主演した「篤姫」は、薩摩・島津藩の分家に生まれ、第13代将軍、徳川家定の正室となった篤姫が動乱の時代を、信念を貫いて生きる姿を描いた。全50回の視聴率全てが20%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)超え。最高視聴率は29・2%で、平均視聴率24・5%の大ヒット。「篤姫」後の宮崎の出演ドラマが注目されていた。

 宮崎が演じるお蝶は明治初期、武士の娘として生まれたが、両親を幼くして亡くし、舞妓(まいこ)となる波乱の人生を送る。その後、長崎で出会った米海軍少尉・フランクリンと出会い結婚、子供を身ごもったが、結婚は長崎の滞在期間だけのつもりだったフランクリンは去って行く。それでもフランクリンへの愛を貫く姿を描く。

 お蝶を思い続け、見守っていく男を伊藤淳史(27)、野田秀樹(55)がリレーで演じる。

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2011年8月19日のニュース