日本初の韓流専門レーベル誕生！あゆらとコラボも

新レーベル設立発表会に出席した（前列左から）ＢＩＧＢＡＮＧのＳＯＬ、Ｇ－ＤＲＡＧＯＮ、ＧＵＭＭＹ、２ＮＥ１のＤＡＲＡ、ＣＬ、（後列同）ＢＩＧＢＡＮＧのＶ．Ｉ、Ｔ．Ｏ．Ｐ、２ＮＥ１のＢＯＭ、ＭＩＮＺＹ、ＳＥ７ＥＮ

　Ｋ―ＰＯＰブームの中、日本で初めて韓国音楽を専門に取り扱う音楽レーベルが誕生した。男性５人組「ＢＩＧＢＡＮＧ」らが所属する韓国３大芸能プロの一つ「ＹＧエンタテインメント」と、日本のレコード会社「エイベックス」が協力関係を結び、エイベックス内に新レーベル「ＹＧＥＸ（ワイジーエックス）」を設立した。２１日に都内で行われた発表会にはＹＧ所属歌手４組が出席。ＢＩＧＢＡＮＧのリーダー、Ｇ―ＤＲＡＧＯＮ（２２）は「ＹＧファミリーが一致団結できるのは心強い」と笑顔を見せた。

　今後、ＹＧ所属歌手は日本国内でＣＤが、すべてＹＧＥＸから発売。第１弾は９月２１日発売の女性４人組「２ＮＥ１（トゥエニィワン）」の日本デビューミニアルバム（タイトル未定）。エイベックスの松浦勝人社長は「ＹＧＥＸサウンドを確立させたい」と意気込みを語った。

　エイベックスには浜崎あゆみ（３２）、ＥＸＩＬＥら国内の大物歌手が多数所属しており、将来的に楽曲の共作やライブ共演も期待される。また、ＹＧのヤン・ヒョンソク会長は「新人を日韓同時デビューさせたい」と話し、新プロジェクトがスタート。ＹＧ所属歌手総出演のコンサート開催も予定している。

　日本でも人気があるＢＩＧＢＡＮＧは、現在はソロやグループ内ユニットでの活動が中心。日本でも同様に活動していく予定だ。Ｇ―ＤＲＡＧＯＮは「今年の後半はまた日本で積極的に活動していくので期待してください」と自信満々に話した。

　▼ＹＧエンタテインメント　本社ソウル市。９６年に前身の「ヒョン企画」が設立。１０月に日本デビューする女性ソロのＧｕｍｍｙ（コミ、３０）や、男性ソロのＳＥ７ＥＮ（セブン、２６）ら歌手約１０組が所属。ヤン会長はアイドルグループ「テジボーイズ」出身。「東方神起」ら所属の「ＳＭエンターテインメント」、「２ＰＭ」ら所属の「ＪＹＰエンターテインメント」と並び韓国３大芸能プロとされる。