AKB震災後初ライブ!前田敦子、目に涙浮かべ…

[ 2011年3月27日 06:00 ]

東日本大震災後、初のイベントとなる沖縄国際映画祭に出演したAKBのメンバー

 AKB48が26日、沖縄県宜野湾市で開催中の「第3回沖縄国際映画祭」に飛び入り参加し、東日本大震災の被災者へのチャリティーイベントを行った。地震発生後から自粛していたライブパフォーマンスを披露した。

 前田敦子(19)、大島優子(22)、高橋みなみ(19)、篠田麻里子(25)ら12人で「ヘビーローテーション」など3曲を披露。「何か少しでも力になれればと参加を決めました」とあいさつすると、観客約2万人から拍手。客席では「AKBの笑顔がみんなに元気を与えてくれる」と書かれたプラカードが揺れた。

 これまでAKB48と関連組織などは5億円の義援金を日本赤十字社を通じて送っており、これとは別に立ち上げた基金でも1億1769万1133円の募金を集めた。一方で、東京・秋葉原のAKB48劇場を無期限休館とし、グループ活動をひかえてきた。久しぶりにファンを前にステージに立った前田は目に涙を浮かべ「被災された方に心よりお見舞い申し上げます。私たちも、できることから応援させていただきます」と声を詰まらせた。

 また、この日も披露した「誰かのために」を4月1日からチャリティーソングとして着うた配信大手「レコチョク」で配信することを発表。収益を全額寄付するという。

 ♪誰かのために人は生きてる わたしに何ができるのでしょう?――。06年発表の曲で震災後、ファンから配信の要望が多数寄せられた。現メンバーで録音し直し、この曲名を合言葉に復興の手助けをしていく。

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