大揺れ相撲界 親方連中の会見は見てられなかった【月間ニュース大賞】

[ 2010年7月11日 06:00 ]

会見前、打ち合わせをする調査委員会の望月委員(左から2人目)と武蔵川理事長

 2位は大揺れの大相撲。野球賭博で、大嶽親方(元関脇・貴闘力)と大関琴光喜が解雇されましたけど、相撲協会全体の体質の問題もあるんじゃないですか。「ごっつあんです」の世界でしょ。何年も賭博をやっていた力士がいたということは暗黙の了解があったというふうにしか思えない。その暗黙が外れてしまった。通用しなくなってきたということなんでしょうね。

 謹慎処分を受けた武蔵川理事長はじめ親方連中の会見は見ていられなかった。とりわけ、自らの処分について問われ「言えません」と語気を強めた6月28日の理事長の会見はひどかった。開き直りというか、ふてくされているようにも見えて…。マスコミへの対応を教える人がいないのかもしれませんが、協会の上の人たちを見ていたら応援する気もなくなりますよ。頑張っているお相撲さんが本当にかわいそうですわ。
 韓流スターのパク・ヨンハさんの自殺を3位にしましょう。「冬のソナタ」は見てませんが、日本からも葬儀にたくさんのおばちゃんたちが駆けつけたみたいですね。人気の大きさをしのばせました。
 父親の介護疲れとか、いろいろ理由らしきものが取りざたされてますけど、それだけじゃないでしょうね。独立してうまくいってなかったという話も聞こえてきますし。だけど、韓国の芸能界、異常ですね。ここ5年で9人と、自殺者が後を絶たない。何なんですかねえ。「一度人気が出ても意外と飽き性な国民性もあって維持するのが大変」と指摘する人もいる。いろいろあったんでしょう。

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2010年7月11日のニュース