市川雷さま没後40年…100作品一挙上映祭!

[ 2009年7月17日 06:00 ]

 「大菩薩峠」「眠狂四郎」シリーズなど数々の名作で昭和の銀幕を彩った市川雷蔵さんが亡くなって、17日でちょうど40年。「大雷蔵祭」と銘打った映画祭が10月に東京・新宿で開催されることが決まった。初の「100作品一挙上映」が目玉でファンにはたまらないイベントとなる。

 69年に37歳という若さで世を去った雷蔵さん。石原裕次郎さんと同じ7月17日が命日で、裕次郎さん同様、今なお人気は衰え知らずだ。
 ニヒルで、ちょっと影のある美しさ。今の役者にはない男の色気も際立った。54年に「花の白虎隊」でデビューして以来、瞬く間に大映の看板スターに躍り出た。約15年の俳優人生で、お義理程度に顔を見せた作品も含めれば159本の映画に出演している。
 そんな中から今回は100作品の上映が実現。しかも30本以上がニュープリントでお目見えだ。没後30年(99年)、銀幕デビュー50年(04年)などの節目にはこれまでも特集が組まれてきたが、上映作品はせいぜい40本程度。それがファンの要望によって倍増する。角川映画によれば、角川シネマ新宿の2館をフル稼働して10月から年越しまでをイベント期間に設定。ホームページで募った出演作の人気投票の結果も反映させる。
 ちなみにベスト3は「薄桜記」(59年)「ある殺し屋」(67年)「弁天小僧」(58年)で、12本が作られた「眠狂四郎」シリーズは票が分散したため、8位の「勝負」(64年)が最上位。また10月から3カ月にわたって「濡れ髪剣法」(58年)など11作のDVD発売も決定。極め付きの映画祭となる。

 市川 雷蔵(いちかわ・らいぞう)  本名・太田吉哉(おおた・よしや)。1931年(昭6)8月29日、京都市生まれ。46年、「中山七里」で市川莚蔵を名乗り大阪歌舞伎座で初舞台。51年、八代目市川雷蔵を襲名。54年に大映と契約し、同年「花の白虎隊」でデビュー。以来、「炎上」「忍びの者」「陸軍中野学校」シリーズなどで活躍。62年に結婚し3児に恵まれたが、69年肝臓がんのため死去。

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