薬物中毒、強盗…武田真治が“どん底”人間!?

[ 2009年4月20日 06:00 ]

 俳優の武田真治(36)が8月上演のミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」で“どん底”であえぐ青年を演じる。失職の末、強盗をはたらき刑務所入り、薬物中毒に陥るもので、ここまで落ちていく役は初めて。同作は生き別れた双子の兄弟の物語で、英国で上演26年目を迎えている名作。ラストシーンで武田は、岡田浩暉(43)が演じる兄弟と再会し、壮絶な最期を遂げる。

 武田といえば「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを獲得した美男子俳優。そのイケメンが地をはうような人生を送る男に挑戦する。極貧、失職、強盗、刑務所送り、薬物依存――と、とことんまで落ちていく主人公ミッキー。関係者は、普段の武田とのギャップが生み出す効果に期待。本人も「この役を通しミュージカル俳優としての素養を引き上げたいし、そうしなければやり遂げられない」と武者震いしている。
 「ブラッド…」は1983年にロンドンで初演。60年代のイギリスの港町リバプールを舞台に、それぞれ裕福な家庭と貧しい家庭で育った双子の兄弟が、1人の女性をめぐって運命的に再会。兄弟であることを知らずに銃口を向ける悲劇的な物語。いきなり同年、権威ある「ローレンス・オリビエ賞」の作品賞を受賞。88年からはロングラン上演が続いている。
 同作の日本上演は初めてではないが、今回、製作の東宝では「定期的に上演できる看板作品に」と相当な力を入れている。その中心として、ミュージカル歴3年とキャリアは浅いが、「エリザベート」の死に神役で独特の存在感を見せた武田をキャスティング。相手役エディの岡田も「ポテンシャルが高く、未知の扉を持っていそう」と共演を楽しみにしている。
 双子の兄弟は、「武田・岡田」と「藤岡正明・田代万里生」のダブルキャスト。4人には、子供のころのシーンで半ズボンでダンスをする場面があり、演出家から「すね毛を全部そるように」との厳命も出ている。また、鈴木亜美(27)が兄弟から愛される女性役で海外ミュージカルに初挑戦。「ロングランの人気作に出演できて幸せ」と話している。東京・有楽町のシアタークリエで8月7日から。

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