異色バツイチ!雑誌モデルが歌手デビュー

[ 2009年2月12日 06:00 ]

デビューアルバムを片手にアメーバスタジオで阪井あゆみ

 山田優(24)、蛯原友里(29)らを輩出した女性ファッション誌「CanCam」から11日、バツイチの異色歌手がデビューした。同誌モデルの阪井あゆみ(26)で、デビュー曲は秋元康作詞の「悲しみを愛しさで」。CD発売のこの日、東京・原宿のアメーバスタジオからインターネット番組に出演し、「1度結婚したことがあるんですが…昨年離婚しました」と明かした。

 身も心も“真っ裸”にしての歌手デビューだ。
 秋元氏作詞、望月衛介氏作曲の初シングルは、妻や恋人がいる男性への複雑な思いを歌う内容。プロモーションビデオでは、全裸をシーツに包む官能的な“ベッドシーン”を披露する。
 これまでのCanCamモデルの健康的なイメージとは違う大胆な試み。番組で「いろいろ経験してきた。恋愛レベルはけっこう高い」と話したため、終了後に取材陣が過去の恋愛経験を質問すると、「実は1度結婚したことがあるんですが…昨年離婚しました」と、過去の“傷”を包み隠さず告白。2年弱の結婚生活だったとし「未熟でした。でも別れて気づいたこともいっぱいあって勉強になりました」と振り返った。
 デビュー日に離婚報告したケースも珍しい。
 05年に同誌の読者モデルとしてデビュー。翌06年に2歳年上の男性と3年の交際を経て結婚したが、07年に専属モデルになると多忙となり、すれ違いの生活が続いたため別れを選んだという。
 今回は、大好きな歌への思いが実っての歌手挑戦。徹底したボイストレーニングを積んできた。「年末にいろいろ出られるといいですね」と話すように、目標はNHK紅白歌合戦や日本レコード大賞への出演。同曲はテレビ朝日ドラマ「特命係長 只野仁」(木曜後9・00)の主題歌で、同ドラマの最終回(3月予定)に出演し、女優デビューも果たす。
 「今は忙しすぎて恋愛どころではない」と“仕事一筋”を強調する一方で、「包容力のある人が好き。顔より中身です」と2度目の結婚生活にも興味津々だ。

 ◆阪井 あゆみ(さかい・あゆみ)1983年(昭58)1月21日、和歌山県出身。読者モデル時代、「CanCam」内で企画ユニットを結成したこともある。特技はテニス、書道。1メートル62、B79・W57・H81。

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2009年2月12日のニュース